チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

通院ばかりでうんざりだが原因不明の目の異常にいよいよ耐えかね眼科逝きを決断す。

先週から連日連夜悩まされている原因不明の目の異常だが、僅かながらも収まってきている様な気がしていたのは錯覚だと確信した。涙と目やには延々と分泌され続けているし、耐え難い痒みも頻発している。昨夜も不快感で何度も目が覚め、その度にティッシュで涙と目やにを拭い取るものの、当然分泌されるペースの方が早いから、目頭と目尻に溜まった目やにが乾いて朝には大変な事になっている。今週いっぱい様子を見て、眼科行きの判断を下すつもりでいたが、もはやそんな悠長な事を言っている場合ではないと思い、直ちにぼやけた目で眼科の選定を始めた。徒歩圏内には二軒あるのだが、そのどちらも女の眼科医が院長を務めているらしい事が判明し、私は萎えてしまった。私はたとえ医者でも女と相対するのが苦痛だから、できれば自分より幾つか年上のおっさん医師を希望しているのだ。しかし、交通費を出してまで遠出するのも難儀だから、苦手でも女の医師で我慢するしかない。ネット上に掲載されている写真で、自分より確実に年上で熟練していそうな方に絞り、明日その眼科に行く事を決意した。先日も記したが、眼科はン十年ご無沙汰だから、今からもう緊張している。点眼程度で済めば幸いだが、ひょっとしたら手術が必要になるかも知れない。常に悪い方へ悪い方へ考えてしまう。とにかく明日まで我慢すれば好転すると信じたい。

歳相応とはかけ離れた若作りで痛々しい服の数々を売ってしまう計画の立案。

原因不明の目の異常が収まらない内に、アトピー悪化のサイクルに入ってしまったようだ。超絶ブサキモグロフェイスが輪をかけて汚物の様に荒れまくっていて正視に耐えない。何も考えずにタヒんだ様に惰眠を貪るのが一番なのだが、幸い気温も湿度も理想的な状態にあるので、誰憚る事なく眠っていられる。しかし、こうして不貞寝を続けていると、現実逃避は捗っても、体の老化が加速する一方だと痛感させられる。自室にいる間はベッドの上に横たわってPCを眺めているだけの、ほぼほぼ寝たきり老人同然の暮らしぶりだから当然だ。ここまで自堕落なおっさんが他にいるだろうか。日中に外出して方々をほっつき歩きながら観察しても、私と同じ様な廃人が他にいるとはとても思えなず、その事実が孤独感をより一層募らせる。惰眠と言えば、今年は冬用の掛け布団の新調を検討しているのだが、予算の捻出には遠い状況だ。ボロ布同然に破れて擦り切れたタオルケットは近々に新調するつもりだが、なにかと無駄遣いが多くて、このままでは今冬も古びて傷んだ掛け布団で我慢せねばならなくなる。そこで冬服の一部を売って軍資金に換えようかと考え始めた。歳相応の格好をしなければ痛々しいと、最近になってようやく気付いたところで、ン年も前に容姿コンプが災いして買った服を着るのはもう抵抗がある。これらが二束三文以上で売れる事を期待したい。

 

定期測定。

体重:64.60 kg (+0.3)

BMI:20.3 (+0.1)

体脂肪率:15.9 % (-0.1)

内臓脂肪レベル:7.0 (+0.5)

体内年齢:実年齢-8 (±0)

廃人ばりに時の流れが無情だと痛感した昼下がりのクリニックの待合室。

やはり原因不明の目の異常は少しずつ収まっている様に見えて、そうでもない気がする。昨夜も中途覚醒の連続だったが、全体の回数は若干減った。それでも日中の不快感から生じるストレスはハンパない。涙と目やにが頻繁に分泌され、その都度ティッシュで拭っているから、箱ティッシュの使用量もこれまたハンパない。私はただでさえ普段からティッシュの使用量が多いから、特売日を待っていたらその前に備蓄が切れてしまうのは必至な情勢だ。そんな事より、この異常が災いして視力が悪化しないかいよいよ心配になってきた。今週いっぱい様子を見て、快方に向かわないようなら、眼科で診察してもらうしかないか。ネットで眼科医が紹介している、流涙の手術の説明を見ていたら、おっかなくて身が竦んでしまった。ときに、昨日はメンクリ通院日だったのだが、受付と事務を担当する三人の女職員の内、一人が新人に代わっていた。私が通院を始めて早ン年が経ち、その間ずっと同じ三人だったのだが、その内の二人がいつしか結婚した。もちろん結婚したと二人に直接聞いたワケではなく、指輪を見て私が勝手にそう判断したに過ぎない。私は対恐ゆえに女の顔を面と向かって見る事ができないので、自ずと手元を見つめる事になり、指輪を付け始めた事に気付いた次第だ。とまれ、その二人の内、最初に結婚したと思しき一人が新人に代わった。産休なのか、退職なのか、それは知る由もないが、三人で十分回せる小さな職場だから、そこへ新たに一人追加するというのは考えにくいな、などと廃人の分際で考えている内に名前を呼ばれたのだった。しかし、時の経過は無情だとつくづ思う。