今回のアルジェリアにおけるテロ行為で犠牲となった方々にアベシが弔意を表明した。
その中に今となっては使い古された感のある「企業戦士」という言葉があった。
僕のように日々惰眠を貪るような生活を送る「乞食」とは、およそ対極にあるような方々だ。
あの辺り一帯は至極大雑把に言えばどこも政情が不安定で、企業が進出する際には地政学的な
リスクを十分研究した上で拠点を構えるような場所だと思う。そんなところへ赴任する方々だから、
経験や能力のみならず、並々ならぬモチベーションとそして克己心をお持ちだっただろう。
遠い異国の地で、国のため、企業のため、家族のため、献身的に働いていた多くの方の無残な最期。
そして報道で逐次的に流れてくる現地の情勢を見聞きする度、フリーライドで脳天気にその日暮らしを
送る自分の薄汚さに吐き気を催すと共に、こんな不条理をただ嘆くしかない無力さに辟易した。
昨日は通院日だったが、なんとか睡魔から逃れドタキャンは回避できた。
僕はいったい何をやっているんだろう。早く死ねばいいのに。