昨日、おにぎり100円セール目当てに近所のセブンイレブンに行ったのだが、そこで偶然にも万引き犯が取り押さえられた直後であろう瞬間に立ち会った。齢60代後半くらいのやさぐれたじいさんが、何やらぶつくさ呟きながらも抵抗の姿勢を見せており、悪びれるといった感じは窺えない状況。そこへきて、その店の店長がこれまたチョイと柄の悪いおっさんで、その万引き犯に今にも殴りかかりそうなほど怒り心頭の様子で、取り押さえた男性に窘められていた。事態はやや緊迫したところでお巡りさんがパトカー2台でゾロゾロと到着。なにやら大捕り物劇みたいだなぁと幾分冷めた気持ちで観察を終え、おにぎりを引っさげて帰路についた。詳細はよく分からず仕舞い。僕は人生で初めてヒトが捕まる現場を観ることができたワケだが、普通に社会人として生活していればこんな機会ってさほど珍しくないものなのかな。コンビニや牛丼店を狙った強盗なら毎日ってほどニュースで報じられるし、少額の万引きならスーパーや書店などあちこちで起こっていそうだし。実際、僕が窃盗等の現場を目撃したら適切に対処できるだろうか・・・などと脳内シミュレーションをしてみる。もやしっ子のヘタレ野郎だからなぁ、情けない大人の代表として醜態を晒してしまいそうだ。
昨日は原爆関連のドキュメンタリー2本、スティーブン・オカザキ監督作「ヒロシマナガサキ」とNスペ「封印された原爆報告書」を鑑賞。原爆の被害を受けてなお、生き延びることができた方々の証言を噛み締める。最近は原爆が投下された事実すら風化されつつあるようだ。戦争自体がリアルな事象じゃないのかもしれない。僕のようなぬるま湯を生きてきた野郎が曰うのもおこがましいが、著作でも映像でもできる限り多くの記録として後世に語り継がれていって欲しい。