昨夜、ようやくおニューの炊飯器を稼働させたワケで、それはもう久しぶりに炊きたてのおいしい白飯をいただいた。実は一週間前には既に届いていたのだが、どうにも無気力な日々が続き、開封してセッティングするのさえ億劫だったために、キッチン前に放置しておいたのだった。
数ヶ月の間、価格コムで価格の推移を見張っていたところ、ここらが押し目かしらんとようやく購入に踏み切ったのだが、案の定、僕がポチった直後に価格が上昇し始めたのは笑った。・・・というのは後付だけど、まぁセフセフということで、ホントにいい買い物をした。炊飯器に限らず、電子レンジとか電気ケトルとか、単機能モノでも日本の老舗メーカーの製品は良い仕事してますわ。長らく一人暮らしをしてきて、炊飯器は今回で二度目の購入。先代とは一身上の都合でお別れしてしまったので、今回は末永く愛用していきたい。おっさんの良きパートナーとして。
映画鑑賞記
ロブ・ライナー監督作「ア・フュー・グッドメン」("A Few Good Men" : 1992)
規律と良心、相克する二つの価値観が法廷で火花を散らす様を克明に描いたサスペンス。キューバ・グアンタナモ米海軍基地で、一人の落伍兵がリンチの後、死亡する。実際に手を下した下級兵二人が、軍事裁判にかけられることになり、弁護人に任命されたのがキャフィ中尉(トム・クルーズ)。キャフィは、被告の下級兵二人は、基地司令官・ジェセップ大佐(ジャック・ニコルソン)の命令に忠実に従い、犯行に及んだのであり、罪に問われるべきは大佐本人だとし、二人の無罪を主張する。件の命令というのが、いわゆる「コード・レッド」というヤツで、基地内では公然と知れ渡った暗黙のリンチ命令なのですな。んで、このコード・レッドを大佐本人が発令したという事実をいかに立証するか、法廷で多くの証人を交え、検察側との激しい応酬が繰り広げられる、と。若きトム・クルーズと、ギラギラしたジャック・ニコルソンの丁々発止のやり取りは、実に見応えがあり、素晴らしいの一言。デミ・ムーア、ケビン・ベーコン、キーファ・サザーランド、みんな若い(笑)。