チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

夢の中の弟よ。

アタリマエの様に二度寝をするグータラ生活に堕してしまったおっさんなのだけど、この二度寝の間に夢を見るコトが多く、またその内容が我が事ながら実に興味深かったりする。今朝方見た夢にはなんと弟が登場した。彼とは絶縁状態にあり、もう最後に会って10年以上経つワケで、日頃思い出すコトは全くないのだけど、いきなりキャスティングされるとは、僕の心のなかには何某か「しこり」があるのだろうか。バケツをひっくり返した様な豪雨の中、郷里の郊外にあるアピタで、集団に混じり弟と二人でバスを待っていたところまで覚えている。その直前に、僕はアピタ内に財布入りのカバンを忘れて、死に物狂いで探してなんとか無事発見という醜態を演じており、そこへきて何故か弟登場なのだ。なんなのこれ。夢は情報の整理を行っていると言われているし、イミフな内容が多いのが常だけど、今日は飛び抜けて超展開で、しかも鮮明に覚えていたので記録してみた。今となっては互いに消息を知らぬ仲だし、今後リアルで会うこともないのだろうけど、僕の様なGMKZライフを送っていなければそれが何よりだ。

 

映画鑑賞記

キャメロン・クロウ監督作「あの頃ペニー・レインと」("Almost Famous" : 2000)

齢15にしてロックジャーナリストとしての才能を開花させた青年が、人気バンドのツアーに同行、取材を行う過程で淡い恋とか友情とか経験しちゃうロードムービー。70年代、学業の傍ら、個人でジャーナリスト活動を行っているウィリアムは、厳格な母の女手ひとつで育てられた、まさに箱入り息子の様な青年。そんな彼が母の締め付けを振りきって、人気バンド「スティルウォーター」に同行取材を申し込む。当時のバンドは「グルーピー」とかいう、コアな女の子ファンを引き連れることが常態化していたらしく、スティルウォーターも例に漏れず。ウィリアムは取材の傍ら、そんなグルーピーの一人、ペニーと心を通わせ、次第に恋心が芽生えてしまうと。このペニーが天真爛漫で掴み所のない子で、なかなかかわええのです。しかしペニーは、スティルウォーターのギター・ラッセルと関係を持っているワケで、ウィリアムくんの複雑な胸中お察ししますわ。箱入りゆえ、これまで色濃い沙汰とは無縁の生活を送ってきたウィリアム青年の恋の行方はいかに。酒、ドラッグ、セックスetc...の退廃的なムードが漂う当時のロック界にあって、ピュアなウィリアムは逆に異端児。そんなウィリアムに触れ、バンドもペニーも変化を遂げ、そしてウィリアム自身も大きく成長する。160分とちょっと長尺ながらも、途中でダレることなく、ココロが洗われる様な体験をすることができました。ちなみに劇中、ウィリアムくんはDT狩りされます(爆)

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