チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

こんな夜に接続できないなんて。

新しい朝が来た。秋らしい爽やかな天気。早起きしてまだ明けない内にゴミ出しに外に出たら、雲ひとつない夜空に星が瞬いていて、その美しさに思わず立ち止まってしまった。夜中、外を出歩くことなんてほとんどないから、星空を見上げるなんて何ヶ月ぶりだったろう。星座に関してまるで疎い僕なんかでも、目に入った瞬間に認識できてしまうオリオン座は凄い。ときに昨日、もう何度目かのエヴァQを観たばかりだったので、シンジとカヲルが2人で寝転がって星空を見ているシーンを思い出し、妙に符合するものを感じてしまった。僕はココロは14歳くらいのおっさんだからさ。

それはさておき昨夜、これまた久しぶりにネット回線の不具合に見舞われた。僕の部屋ではBフレッツVDSLを使っているのだが、このリンクがブチブチ途切れる症状である。一頃、この症状に頻繁に悩まされた時期があって、まるでネットが使いモノにならなかったので、業者に見てもらった。その人が言うには、アパートの通路の蛍光灯が切れかかっていて、これが点滅する際にVDSL回線に影響を与えているということだった。なるほどっ!道理で夜だけ件の症状が出るワケだと納得し、再び水を得た魚のようにネットの海にダイブしたのだった。

あれ以来、アパートの保守が行き届いているのか、蛍光灯が切れかかるといった状況もなく、断線とは無縁の平穏な日々を過ごしていたのに、また例のアレなのかと僕は戦慄した。咄嗟に通路に出て、切れかかった蛍光灯が無いか、確認してみたのだが、見渡す範囲ではどこにも異常がない。しかし、この断線ぶりはいつぞやの時と同じ症状だ。これからまさに、調べ物をしようとPCに向かったところだったのに、この有り様ではまるでおハナシにならないので、僕は諦めて不貞寝した。もし復旧しなかったら、と心中穏やかではいられなかった。

今朝、まだ未明の段階だが、とりあえず問題なくリンクが確立できている様で、胸を撫で下ろした。こんな時、ネットがないと禁断症状が出てしまう程に、重篤な自分のネット廃人ぶりに気付かされる。改めて、こうしてだらだらと日記を書ける喜びを噛みしめる、月曜の朝だった。ごきげんよう、さようなら。花子とアンもいよいよ最終週ですな。