テレビ東京系ドラマ24「みんな!エスパーだよ! Vol.2 (第4話~第6話)」(2013)[DVD]
とある田舎町で、突如、超能力に目覚めたエスパー達が、性と正義の為に奮闘する様を描くコメディ作品。
第4話
能力に目覚めてもなお、嘉郎は冴えない学生生活を送る。紗英が転校してきてから2ヶ月が経つも、紗英と一度も話した事が無い嘉郎は、紗英の妄想で勃起はしてもオナニーはしていないと、密かに胸を張る。嘉郎は純粋な紗英が処女だと信じて疑わないが、美由紀は東京出身の紗英が処女のはずが無いと主張する。その頃、超能力研究の男は透視能力に目覚めた生徒、矢部直也と接触する。榎本は人類股間計画と称した変態行為に興じる。美由紀は、偶然にも友達を罵倒する紗英のどす黒い心の声を聞き、嘉郎に紗英がヤリマンだろうと伝える。嘉郎は紗英が処女か否かが気になり、居ても立ってもいられず、紗英の心の声を聞くと、彼氏がいる事が判り、愕然とする。しかし、付き合う=セックスとは限らないと、嘉郎は気を取り直す。ある日、嘉郎は校内で偶然、矢部の心の声を聞き、透視能力の持ち主だと知る。ある日、偶然にも紗英と言葉を交わす機会を得た嘉郎だったが、開口一番「処女」と呟いてしまい、動転してその場を去る。その時の紗英の反応を見て、嘉郎は紗英が処女か否か、更に分からなくなる。嘉郎は、処女なら乳首がピンク、ヤリマンなら黒という永野の言葉を思い出し、紗英の乳首の色を知りたいと考える。嘉郎は矢部に協力を依頼すると、美由紀、永野、榎本を従え、紗英がよく立ち寄る海岸沿いで待ち伏せる。嘉郎は世界を救うためだと矢部に発破をかけ、紗英の元に向かわせる。矢部は紗英に接近し、乳首を透視し、ピンクだと嘉郎達に伝える。紗英が処女だと証明された事で嘉郎は感激し、世界が救われたと男性陣のみで歓喜する。しかし、実は矢部は超能力研究の男の元で、能力の訓練中の身であり、まだ透視距離を調整できず、乳首では無く内臓の色が見えたに過ぎなかった。その頃、紗英は東京の彼氏・哲也と連絡が付かなくなり、悲嘆に暮れる。
第5話
ある日、フリーターの石崎英雄は、彼女の家で突然サイコメトリーの能力に目覚める。石崎は清純そうな彼女と初めてのセックスができると期待したが、能力により実はヤリマンだと判明し、失望する。石崎は、母・明美の三回忌を機に、生前、明美が経営していたスナックが取り壊される事になったと、常連客だった西条から連絡を受ける。石崎は幼い頃、明美と西条の会話を盗み聞きし、明美がヤリマンだと知ってしまい、それ以来、ヤリマンを激しく嫌悪する様になる。一方、嘉郎は能力に目覚めた仲間に頼りなさを感じ、このままでは世界を救えないと危惧する。ある日、嘉郎はシーホースに訪れた石崎と連れの会話を盗み聞きし、石崎がサイコメトラーだと確信する。そこに偶然、紗英のグループも訪れる。嘉郎は石崎とその連れ、紗英達、美由紀に永野を交え、咄嗟に合コンする事に決め、石崎との接触を図る。みなでボーリング場に訪れ、盛り上がる中、美由紀は紗英に処女か否かを尋ね、処女では無いことを知ると、嘉郎の意を汲み、処女らしく振る舞って欲しいと頼む。一方、嘉郎は石崎に、その能力がサイコメトリーで世界を救えると説明し、協力を要請するが拒絶される。その後、嘉郎は石崎のアパートに押しかけ、接触の機会を窺う。そこへ西条が訪れ、石崎の誤解を解こうとするが、石崎に追い返される。嘉郎と美由紀は、西条から事情を聞き、明美は離婚して以来、男を愛した事が無かったと知る。店で石崎への思いが詰まったグローブを見つけた嘉郎は、5人で集まって石崎に真実を伝える作戦を開始する。5人は石崎のアパートを訪ね、グローブをサイコメトリーして、真実を知るように説得するが、石崎は部屋から逃げ出す。5人は総出になって石崎を追い詰め、スナックに連れて行く。嘉郎は母の思いを受け入れる様に熱弁し、美由紀が石崎の手にグローブをはめる。石崎は能力で生前の明美の記憶に触れ、西条との関係を誤解し、明美がキャッチボールの練習をしていただけだと知る。石崎は記憶の中の明美とキャッチボールをし、これまでの蟠りを解消する。その頃、超能力研究の男は、能力者達を集結させる必要に迫られる。そこへ紗英が帰宅する。男は紗英の父であり、紗英は父の仕事に付いて東京から田舎まで来た事を嘆く。
第6話
嘉郎は紗英が思いつめている様子を見て心配する。一方、男は、町に事件が多発し始め、能力者達が力を誤った方向に使い始める事を危惧し、助手の秋山に能力者達を集結させる様に命じる。嘉郎はヤスと下校中、教師の林と夏目に遭遇する。突然、ヤスが金玉を押さえて悶え始めた為、嘉郎は林と夏目が能力の持ち主ではないかと疑う。その頃、秋山はシーホースに訪れる。永野が能力を用いて密かに秋山の胸を揉みしだくと、秋山にエスパーだと問い質される。永野が慌てて逃げ出すと、秋山は追跡する。能力で抵抗する永野は、秋山のカポエラで反撃に遭い、天牙風風拳を繰り出し、隙を見て逃走するが、その直後、階段から転落する。美由紀は嘉郎の事ばかり考える様になり、思いつめる。そこへ偶然、嘉郎とすれ違い、思いがバレそうになり焦る。2人が付近で倒れこむ永野を発見すると、そこへ秋山が現れ、研究室へ連行する。嘉郎、美由紀、永野、矢部、石崎が集うと、超能力研究の男は、自らを教授の浅見隆広だと紹介する。浅見は、19世紀にミネソタ州ダルースで超能力者達が目覚めた事例を5人に説明する。それは数百年に一度の天体の配列で起こる、宇宙からの光の反射でもたらされ、東三河でも同じ現象が起きているのだという。能力に目覚める条件は3つ。1.性行為未経験者である事、2.エクスタシー状態にあった事、3.極度のコンプレックスをもっている事、とされ、美由紀が処女、永野が童貞だと判明する。浅見は長年の研究で事前に現象を察知し、その時に照準を合わせて、秋山を能力者にしたのだった。秋山はコンプレックスのある巨乳を見られている間だけ予知能力を使えるという。浅見はダルースで目覚めた能力者が、その後、同じく能力者によって全員消されたと伝え、同じ事が再び起きると主張する。ネットでは、能力者と思しき何者かが、豊橋を滅亡させるという書き込みをしており、浅見は嘉郎達に世界を守ってほしいと協力を要請する。しかし、嘉郎以外はみな消極的で、嘉郎は落胆する。その頃、林と夏目は紗英を拉致し、監禁している事を伝える画像を嘉郎の携帯に送りつける。嘉郎が浅見に連絡すると、浅見は危険だと制止するが、嘉郎はそれを振り切り、美由紀と共に現場の廃倉庫に向かう。そこに林と夏目が待ち受けており、林が風を操り、夏目が男の金玉をギュッとする能力の持ち主だと明かす。嘉郎と美由紀はテレパシーしか使えず、手を拱いていると、浅見が仲間達を率いて駆け付ける。皆は協力し、林と夏目を倒すと、嘉郎は紗英を救出する。そこで嘉郎は初めて、浅見が紗英の父だと知り、驚く。浅見は紗英の不用心を叱ると、そこまで脅威が迫っており、惨劇を繰り返してはならないと能力者達に説く。紗英は浅見に振り回されて人生がめちゃくちゃだと憤慨し、能力者達を罵倒して去る。その頃、黒衣を纏った男が動き始める。
前の3話に比べて、爆笑ポイントが多く、大いに笑わせてもらった。特に「ドーン!」って勃起するシーンは無条件で噴き出してしまう。ここまで堂々と勃起を演出に取り入れたドラマって、過去にあるんだろうか。なんだよ、処女ならピンク、ヤリマンなら黒って、その間は無いのかよ(笑)童貞だから知らんけどさ。僕は鈍いから、研究者の男が紗英の父だったのは意外で驚いた。更に、美由紀が処女なのも意外だった。永野が童貞だろうとは思ったが(笑)今後、仲間がどれだけ増えていくのか分からないが、この時点では、世界に危機が到来するっていう切迫感は無いよなぁ。これからどう展開していくのか、楽しみであります。んで、相変わらず夏帆はとても良い味出していて最高ですなぁ。夏帆の口から普通に「勃起」って単語が飛び出すのがステキ過ぎる。