上旬の暑さでバテていた頃が嘘の様にめっきり涼しくなったが、寒暖の差に負けてしまい、昨夕辺りから頭痛が生じ始めた。風邪を引いたのかも知れない。話に拠ると、関東の方でも9月から10月並の涼しさが続いているらしい。酷暑が続いている時には、温暖化だなんだと騒ぎ出すのが近年のお決まりの様になっているが、翻って記録的な涼しさが続くと、途端にゴニョゴニョと黙りこむのはどういう了見なのだろう。これと似た構図を最近の株価にも感じたのだが、イケイケドンドンで上り調子の時はアベノミクスの成果を強調するクセに、下がり始めるとその要因を彼の国に求めるのは、ゲスいにも程があると思う。世の中には斯様に牽強付会な理屈がまかり通り、珍説がさも常識の様に幅を利かせている。
近所のスーパーである商品の値付けが間違っているのが気になり、指摘すべきかどうか迷っている。スーパーで働いた事が無いから、値付けがどう行われているのか知らないのだが、店頭の表示価格とレジを通る時の価格が大幅に違うのである。具体的には100円以上安く、客側としては相当なお買い得状態となっているワケだが、薄利多売のスーパーとしては損失だろう。その商品には大別して価格の高い順にグレードA、グレードB、グレードCがあり、現状ではAがBよりもやや安くなってしまっており、それを知っていれば誰もが迷わずAを買うだろう。店側に落ち度があるからと言って、客は知らぬ存ぜぬを決め込んで、買い続けて良いのだろうか。その商品をレジに通す度に気が引ける。逆に店頭表記より高く要求されたら、その場で即座に指摘するだろうから、僕も相当なゲス野郎だと言える。しかし、店員が誰一人として気付かないのもどうかと思う。