チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

シャーク・ナイト

デヴィッド・R・エリス監督作「シャーク・ナイト」("Shark Night" : 2011)[BD]

湖畔の別荘に余暇を過ごしに来た大学生グループが、無数のサメに襲われ、逃げ惑う一夜の様子を描くホラー作品。

 

ルイジアナ州テュレーン大学の学生ニックは卒業を控え、遊びに耽る寮友ゴードンを尻目に、医科大学院入試の勉強に励む。そんな折、ニックが好意を寄せるサラが実家に程近いクロスビー湖の別荘に、余暇を利用して三年ぶりに帰郷する事になる。ニックが単位取得に協力したマリクは恩に報いるべく、サラに同行する話を取り付け、ニック、ゴードン、マリク、マリクの彼女マヤ、マリクの親友ブレイクとベスの6人が、サラと共に湖に向かう事になる。マリクは旅行中にマヤにプロポーズする意向をニックに明かす。7人にサラの愛犬シャーマンを乗せたバンは街を離れ、湖を目指す。

一昼夜を経て、一行は湖傍の釣り餌店に到着する。そこにサラの元恋人デニスとその友人レッドが現れる。酔いどれのレッドがマリクに絡んだ事から、一触即発の事態を引き起こすが、サラがその場を執り成す。一行は港でボートに乗り換え、湖の真ん中に位置する、緑に覆われた離れ小島に向かう。一行が小島に到着すると、サラの旧知の保安官で、湖を管理するグレッグが挨拶にやってくる。一行は別荘に到着すると、思い思いに寛ぎ始める。マリクはニックに、サラが三年間、男を作らず、シャーマンと過ごしてばかりでいる事を明かし、アプローチする様に唆す。

ニック、マリク、マヤ、ブレイクは早速、ボートで湖へ繰り出し、マリクがウェイクボードに興じる。その最中、マリクが突如現れたサメの襲撃を受けて、水中に転落し、姿を消す。程なく、マリクは右腕を食い千切られた状態で、命からがら別荘前の浜辺に辿り着き、皆がマリクを引き上げる。サラは別荘から救急キットを持ち出す。ニックはマリクに応急処置を施すと、マリクの腕を探すべく、湖に飛び込む。間もなく、ニックは湖底で腕を発見するが、サメの接近を察知して、間一髪、桟橋に逃れる。

マリクを病院に搬送するべく、サラがボートを用意し、ニックとマヤが同乗する。サラ達が島を離れようとした矢先に、マリクの腕から滴り落ちた血を嗅ぎ付け、サメがボートを追尾し、体当たりを仕掛け、その衝撃でマヤが転落する。ニックはマヤを浮き輪で引き上げようとするが、マヤはサメの餌食となる。サラ達はサメから逃れるべく、別荘へ引き返すが、舵が故障して操縦不能に陥る。サラ達はボートを乗り捨て、ボートは桟橋に衝突して爆発、大破する。サラ達は已む無く、マリクを別荘の中に運び込む。マヤが死んだ事を知ったベスは当惑し、サラに責任を問う。島は携帯が通じない為に、一同は照明弾を上げ、グレッグに危機を伝えようと試みるが不振に終わる。

程なく日が暮れると、デニスとレッドが釣り船に乗って島にやってくる。一同の窮地を誂うレッドとデニスに、ニックは助けを請う。デニスは船で通話圏内まで行き、救急ヘリを呼ぶ事を提案する。ベスが同行を希望し、ベスの身を案じるゴードンが付き添い、4人を乗せた船は出発する。

ブレイクは将来を案じるマリクに、マヤが死んだ事を打ち明ける。マリクは絶望し、悲嘆する。一方、ニックはマヤの死の責任を感じ、サラはそれを否定する。サラはかつて二年交際したデニスと別れた時の事を明かす。サラはデニスと一緒にダイビングに行った際、ゲージの故障で呼吸不能に陥り、デニスに助けを求めたものの、デニスはそれを無視し、その場から離れた。サラは辛うじて水面に出て、ボートに戻るも、動転してしまい、スクリューでその場に居合わせたデニスの顔を負傷させ、深い傷痕を残す事になった。サラはデニスを病院に送ると、そのまま故郷を去り、大学へ進学した。それ以来、サラは故郷に戻る事は無かったという。サラは戻るべきでは無かったと悔いるが、ニックは自分達は助かると励ます。

レッドはマヤやマリクを襲ったサメがオオメジロザメだと指摘し、ハリケーンで湾から湖に流れ着いたのだと推察する。その直後、デニス達は突然、船を停止し、サメ除け装置を引き上げると、ベスとゴードンにショーの始まりを告げる。一方、マリクは別荘を抜け出し、槍を携えて浜辺へ向かう。マリクは駆け付けたニックに、マヤが自分の人生そのものだった事を明かし、復讐の意思を示すと、自らを囮にする事でサメを誘き寄せようとする。マリクの血を嗅ぎ付け、シュモクザメが接近する。マリクはニックの加勢を得て、格闘の末にシュモクザメを槍で殺す。

デニスは銃を突き付けてベスを人質に取り、ゴードンに湖に飛び込む様に命じる。デニスはサメを湖に放ったのが自分達だと仄めかすと、ゴードン目掛けて発砲する。船から転落したゴードンは傍のマングローブに登り、サメから逃れようとするが、水上から跳ね上がったオオメジロザメの餌食となる。一方、ニック達はシュモクザメを陸に引き上げる。ニックはボートを襲ったサメがシュモクザメでは無かった事を指摘すると、サメの体に埋め込まれた小型カメラを発見する。ブレイクは死に瀕するマリクを病院へ連れて行く事を決意し、マリクを水上バイクに乗せて出発する。

デニスはベスに服を脱ぐ様に命じ、ベスは已む無くそれに応じて下着姿になる。デニスはこれまでに45種類のサメと潜ってきた事を明かすと、今朝方、見つけたばかりの46種類目となるダルマザメを囲った生簀を披露する。デニスはその獰猛さを説くと、ベスを生簀の中に突き落とし、ダルマザメの餌食となる様子をレッドと共にモニターで観察して楽しむ。

程なくして、グレッグが別荘に駆け付ける。グレッグは事情を聞くと、湖の監視映像の手配と病院に患者の受け容れ態勢を要請し、警察に応援を依頼する。その後、ニックが突然気絶する。グレッグはストレスが原因だと推察する。サラはキッチンでグレッグが持ち込んだ食事を口にしたシャーマンが、同じ様に気絶しているのを発見する。また、グレッグの持ち込んだ無線にレッドからの連絡があり、サラはベスが餌食にされた事と、グレッグがデニス達と通じており、自分を標的にしている事を知る。サラは包丁を持ち出し、グレッグに奇襲を仕掛けるが、そこにデニスが駆け付け、阻止する。サラは逃走を図るが、麻酔銃で昏睡させられる。一方、マリクは水上バイクを追尾するサメの存在に気付き、身を投じて犠牲になる。ブレイクは悲嘆しながらもサメから逃走を図るが、ホオジロザメの待ち伏せに遭い、餌食になる。

ニックはイタチザメが群がる生簀の傍で、椅子に縛り付けられた状態で目覚める。グレッグはサメに人を襲わせ、その様子を収めた映像を配信し、刺激に飢えた視聴者に応える事で、大儲けを企んでいる事を明かす。一方、サラは釣り船に用意された檻の中に閉じ込められる。デニスは顔を傷つけられた事への恨みを露わにする。サラはそれが事故だったと弁解する。デニスは、吠えるシャーマンを忌避し、湖へ放り投げさせる。サラは事故以来誰とも付き合えないでおり、過ちを正しに戻った事を明かすと、心からの愛を伝える事でデニスに取り入り、首尾良く銃を奪い取る。激昂したデニスはサラから銃を取り戻すと、待機している釣り餌店のカールに新たにホオジロザメを放流させる。

グレッグはニックを吊るし上げ、生簀に沈めて楽しむ。ニックはライターで結束バンドを断ち切ると、床に零れたガソリンに火を放つ。炎に包まれたグレッグは生簀に飛び込み、イタチザメの餌食になる。ニックはサラを救うべく、釣り船に向かう。

デニスは檻を沈めると、血を撒いてサメを誘き寄せる。そこにニックが駆け付け、レッドを人質に取る。デニスはレッドにナイフを投げつけて殺すと、ニックに襲いかかるが、ニックは銃撃でデニスを退け、船から転落させる。ニックが檻を引き上げようとすると、デニスは吊具を断ち、檻は水中へ沈む。ニックはレッドが携行していたサメ撃退用の爆裂棒を持って、水中へサラを助けに向かうが、デニスがその邪魔をする。そこへホオジロザメが現れる。サラはデニスの脚を檻に縛り付け、首尾良くホオジロザメの餌食にさせる。ホオジロザメは檻をも食い破り、サラに襲いかかる。その時、難を逃れたシャーマンが爆裂棒をニックの元へ運んでくる。ニックは爆裂棒でホオジロザメを爆殺し、サラを救出する。2人は船上に逃れ、キスをする。そこに別のホオジロザメが飛びかかる。

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