チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

私の肥大して止まない物欲を象徴する人差し指を今後は「ポチり指」と命名してやろうと思う。

夏から初秋を飛び越えて本格的な秋に移行したので、心身ともに対応できていない感じがする。昨日はほぼほぼ一日中、軽い頭痛に苛まれていたから、よもや風邪でも引いたかしらと心配したが、寒暖差アレルギーだった様でそれも今日には引いてきた。買うぞ買うぞと言いながら先延ばしにしてきた風邪薬だが、今週中には必ず何かしら買う。毎年毎年備えなくして憂いありまくりな冬を過ごしてきたので、今冬こそは風邪程度で死ぬ死ぬ喚き散らす様な醜態を晒すのは避けたい。病院に駆け込むなんて以ての外だ。風邪薬はあれやこれやと検討した末に、どれを買うべきか未だに良く分かっていないが、どれを買っても無駄という事にはならないだろう。昨夜は例年よりかなり遅いタイミングで厚手の掛け布団にシフトしたのだが、薄手と比べるとやはり重力差が凄い。もちろん化繊の布団ゆえの重みなのだが、それ以外にも私の発散した負の情念がダークエネルギーと化して、実体以上に重力を増している様な気がする。温かいのは良いが重さがややしんどくてなかなか寝付けなかった。羽毛だったらどれだけ快適なのだろう。店頭で羽毛掛け布団を触った事はあるが、実際に横になって体に掛けた事は無いから、どれだけ軽い事か知れない。私は羽毛童貞である。予算を服飾アイテムに費やさなければ、安い羽毛布団くらい買えない事も無いのに、どうしても容姿コンプに衝き動かされて、服飾の方が優先されてしまう。昨日も暇さえあれば、というか基本暇でしか無いのだが、ネットでオンラインショップばかり観て、指をくわえながら過ごしてしまった。物欲の権化にとっては欲しいモノが多過ぎる世の中だ。また性懲りもなく何かしらポチってしまいそうで憂鬱になる。私の人差し指ならぬ、ポチり指を切り落としてしまうべきなのかもしれない。