チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

夏の暑い盛りには冬の訪れを切望していたのに、いざ冬が来るとブツクサ不満を漏らす私の事情。

11月並の寒さが続いているので、室温もそれなりに下がる。さすがに10月から暖房を入れるつもりは無いので、例の如く、布団を簡易こたつの様にして暖を取るという苦肉の策を弄している。しかし、これが心地よすぎて睡魔を誘発してしまうのがよろしくない。こうして惰眠を貪っていると、背中から腰を曲げた状態を長時間維持する事にもなり、ヘルニアにとってもよろしくない。それにこんなに早くから寒くなると、例年より早くガス代が高止まりしそうで勢い家計を圧迫するだろうから、これもよろしくない。夏の暑い盛りには冬の訪れを心待ちにしていたのに、いざ寒さがやってくるとこうして不満を垂れるのだから我ながらゲンキンなものだ。本当に情けなすぎて自分が嫌になる。ときに、これだけ部屋が冷え冷えしているのに、まだコバエの残党を見かける。しかし、その動きはピーク時に比べるとかなり緩慢で、何と言うか、ヨロヨロのおじいちゃんの様である。その姿を見ていると、生きたくないのにタヒぬ事は叶わない、いまの自分を見ている様でツラそうだ。故に見つける度に迷うこと無くバチン!と成仏させてやっている。私にもこうして一思いに即死を与えてもらえないだろうか。