チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

盆休みの静けさはさながらデストピアの様で何にも代えがたい心地よさを感じる。

今日も涼しい。どうやら今週はこんな感じで推移するらしい。扇風機を付けずに眠れるのは助かるが、それで快眠が得られているかと言うとそうでもなく、日中の涼しさが心地良すぎるせいで睡魔に負けて惰眠を貪ってしまう。薄壁にもたれてのんべんだらりとしていると、隣人Xがドラクエ11をプレイしている音が聞こえてくる。発売から二週間が経ったから、さすがにもうクリアしたのだろうが、まだ飽き足らない様である。私がプレイできるとしたら3DS版しかあり得ないワケだが、それとて現在の財政状況からしていつの事になるか分からない。一年後かも知れないし、ひょっとしたらその前にタヒぬかも知れない。私の場合、過ぎ去りし時を求めるより、まだ見ぬ来世に期待したいので、願わくばタヒんでしまいたい。それにしても、世間様が盆休みのせいか、そこいらをほっつき歩くと車が少なくて静かな事に気付く。最近やたらと盛んな新築工事も止まっているからこれまた静かなのだが、本当に驚くほど、あちこちで古い家やアパートを取り壊して、新築を建て始めており、バブルでも来ているのかしらと思ってしまう。需要があるから作っているのだろうし、やはり金はあるところにはあるのだ。この町もみるみるうちに若返って、私だけが取り残されていくのだろうな。