チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20190826

今日は早朝にコインランドリーへ定期洗濯に出かけ、昼過ぎにはDSへ日用品とおやつを買いに出かけた。コインランドリーは月曜の6時台だけあって他に利用客がおらず、悠々自適に冷コーを啜りながら読書していたのだが、途中で齢60過ぎと思しき老婦が入ってきて、乾燥機の使い方を尋ねられる一幕があった。人間との会話は極めて稀だからいきなり話しかけられて戸惑ってしまった。拙いながらも私なりに親切に教えてあげたのだが、その老婦はコインランドリー自体初めて利用するそうで頻りに難しい難しいと嘆いていた。なんでも息子を訪ねて東京から来ているらしく、その息子のマンションでは洗濯物が干せないだなんだと不満を漏らしていた。老婦は帰り際にわざわざ缶コーヒーをお礼に買ってきてくれたので恐縮してしまったのだが、ホットだったから心の中で苦笑した。漫然と生きていてもこういう珍しいイベントが発生するものなのだなと思った。