チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

デング見守る。

昨日は台風にも似た強風と雨で、傘と一緒に飛ばされそうになった。ちょっと体を強張らせるだけで、腰へ負荷が掛かりピキピキと痛む。何気ない仕草でも、その内またズキッ!といきそうで怖い。いつも以上の怠惰モードで安静にしてきたのだが、このまま放っておいても腰の痛みが引くことはなさそうだ。週明けにでも時間を作れたら病院に逝こうかと思う。と言いながらも、実際にその日にならなければ、どうするかは分からないのが僕の性でやれやれな感じ。

連日、デング熱の話題が取りざたされていて、拡大も懸念されていることから、トンキンも大変だなぁなどと対岸の火事を気取っていたら、D内のS市にも感染者が発見されたそうだ。僕の住む地域からは離れているし、それ以前に自室で引きこもっている時間がほとんどだから心配は無用かなと、これまた静観を決め込んでいるところ。仮に感染しても出血熱に移行しなければ、さして恐れる程の症状も出無さそうだし、媒介する蚊もシーズン終わりで姿を消していきそうだしで、ここは高見猿よろしく、コトの推移を遠方より見守る事にする。

まぁ独り身の廃人だからこそ、ここまで楽観視できるんだけどさ。天災人災病災、今年は今年でいろいろと史実に刻まれそうな出来事が起こりますな。さておっさんは厄災の腰を労ろっと・・・

 

映画鑑賞記

三池崇史監督作「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」(2014)

MDMAの裏取引の証拠を掴むべく、暴力団に潜入する事になった警察官の奮闘ぶりを描くアクション・コメディ作品。

交番勤務の巡査、菊川玲二(生田斗真)はその素行の悪さによる度重なる不祥事が原因で、ある日署長の酒見(吹越満)から懲戒免職を言い渡されてしまう。ところがそれは見せかけに過ぎず、菊川には警察を離れた上で、潜入捜査官「土竜」として暴力団「数奇矢会」へ潜入し、MDMA密輸取引の実態を探るという特別任務が与えられる。署長の酒見、潜入捜査を指揮する赤桐(遠藤憲一)、厚労省麻取の福澄(皆川猿時)らのバックアップを受けつつ、ヤクザに転身した菊川は、数奇矢会阿湖義組の若頭、日浦(堤真一)と出会い、成り行きのままに義兄弟の契りを交わす。日浦と昵懇の仲になった菊川は、阿湖義組への潜入に成功し、MDMA取引の捜査に臨むのだが、期せずしてライバル組織「蜂乃巣会」との火種を作ってしまい、事態は数奇矢会と蜂乃巣会の全面戦争へと向かうことになる。

監督・三池テイストと脚本・クドカンワールドが相まって、実に痛快なバイオレンスアクション・コメディ。演者もとにかく豪華で、それぞれのキャラが立っており活き活きしているのが良い。ストーリーは荒唐無稽でぶっ飛んでいるのだけど、変にリアルでも白けそうだからこんなもんかなと。厨二の世界観作らせたらクドカンの右に出る人おらんな。ほぼほぼチンピラの菊川が暴力団に潜入して、会長や幹部自らがMDMAの裏取引に関与している証拠を掴もうと奮闘する。その過程で、ライバル組織の幹部・猫沢(岡村隆史)をボコってしまい、組同士の抗争が始まってしまうと。個人的にジャニ系イケメソを敬遠してきたので、これまで生田斗真の出演作をほとんど見てこなかったけれど、本作ではかなりカラダを張っていてコミカルな演技に爆笑しきりだった。オラオラ系イケメソな風貌なのに、実はDT(笑)。好意を抱く婦警の純奈(仲里依紗)とムフフなシーンがあり必見。堤真一は「地獄でなぜ悪い」に続いてまた極道役だけど、こっちはまたかなり異色のキャラでアクションシーンも多く、こんなおもしろカッコイイおっさんに憧れるわ。コメディだからナイナイの岡村が起用されたのは分かるけど、他が錚々たるメンツだけあって、やっぱりちょっと浮いちゃってる感じは否めないかな。しかし一番面白かったのはエンケンだった。これはガチ!

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