チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

22ジャンプストリート

フィル・ロード,クリストファー・ミラー監督作「22ジャンプストリート」("22 Jump Street" : 2014)[DVD]

大学内に蔓延るドラッグを摘発すべく、学生に扮し潜入捜査を命じられた、凸凹コンビの活躍を描くアクション・コメディ作品。

21ジャンプストリート署での功績を受け、警察官コンビのシュミットとジェンコは、メキシコのカルテルと通じる密売業者ゴーストの一味による、違法薬物取引の捜査に乗り出す。2人は売人を装ってゴーストと接触を図るも、警察官だと見破られた挙句、追跡に失敗し、ゴーストを取り逃してしまう。

捜査に失敗したのは、学校に潜入させなかったのが原因と上に判断された2人は、再びジャンプストリート署に回される。21の教会は韓国人に買収された為、2人は向かいの22ジャンプストリート署に訪れ、警部ディクソンと再会する。ディクソンは2人に、前回の高校への潜入と同じ役割と任務を与え、メトロシティ州立大に蔓延る新種ドラッグ「ワイファイ」の摘発を命じる。学生のシンシアがワイファイを使用した後、飛び降り自殺を図っており、2人はシンシアと一緒に写真に写っている売人と思しき男を探し出し、元締めに接近を図る事になる。

生徒に扮し、大学に潜入した2人は寮に入り、まずシンシアの取っていた履修科目を受け、手がかりを探し始める。2人はそれぞれ心理学や歴史学などを受講した後、ポエトリー・スラムに参加する。そこでシュミットは、シンシアの寮室の向かいに住むマヤと知り合う。

講義では手がかりが掴めないと判断した2人は、高校潜入時に逮捕し、収監中のウォルターズと面会し、協力を求める。ウォルターズは売人と思しき男の腕のタトゥーを探る様に告げる。アメフト部のルースターが同様のタトゥーをしていると聞きつけ、2人は部に紛れ込む。そこでジェンコはルースターの親友ズークと意気投合する。ジェンコは持ち前の体育会系ぶりを発揮し、アメフトの才能を開花させる。ズークに気に入られたジェンコは、彼が運営するゼータクラブのパーティに招待される。

夜、ジェンコとシュミットはルースターに近づく為にパーティに参加するが、シュミットはノリが合わずに、先に帰る。その途中、シュミットはマヤと再会する。美術専攻のマヤと意気投合したシュミットは、マヤに伴われ、美術棟での集まりに参加する。ジェンコはズークらとパーティで盛り上がるが、その最中、ルースターではなくズークの腕に探していたタトゥーを発見する。ズークにアメフトのチームに加わる様に誘われたジェンコは動揺する。一方、シュミットは酔った勢いでマヤとセックスをする。

翌日、署に戻った2人は捜査に進展の無い事をディクソンに責められる。ジェンコはタトゥーが無関係との可能性を主張するが、ジェンコは逆にズークが怪しいと主張する。確証を得るために、夜中、2人はゼータハウスの屋根裏に侵入し、隠しカメラを仕掛け、集会の様子を探ろうと試みるが、不手際があり、ズークに察知されてしまう。逃走した2人は寮に戻る直前で、ズークらに捕らえられる。しかし、それは侵入が発覚したのでは無く、ゼータハウス入会への彼らなりの儀式だった。入会式に招かれた2人は、夜通し、酒を浴びる程飲む様に要求される。ジェンコは持ち前の酒の強さを発揮し、場を盛り上げるが、シュミットは途中で呆れて帰ろうとする。2人はコンビを一旦解散し、手分けして別々の人物を追う事に決める。

その後、ジェンコはアメフトで大活躍を果たすが、その様子を見たシュミットは嫉妬する。親の大学訪問日となり、シュミットの元に両親が訪ねてやってくる。マヤの両親も訪れるが、マヤの父親がディクソンだと分かり、シュミットは萎縮する。両家が会食する事になり、シュミットとディクソンは初対面を装うものの、ディクソンは露骨にシュミットを威圧する。一方、ジェンコはズークのバッグからワイファイを発見し、関与を疑うが、ズークからUMCのスカウトの話を聞き、心が揺れる。

シュミットは、シンシアのルームメイトだったメルセデスから、シンシアがカウンセリングに通い、大量に薬を処方されていた事を知る。シュミットはジェンコを伴い、カウンセラーの元を訪ねる。2人は再びズークの白黒を巡って意見が対立するが、その過程でシンシアが実は売人だった可能性を疑う。シンシアの部屋を捜索した2人は、元締めが図書館の本にワイファイを仕掛け、売人に受け渡していた事を確信する。

ジェンコは試合に出場する為に、一時離脱し、シュミットだけが図書館に向かう。シュミットはそこで元締めを待つゴーストの一味を発見し、試合中のジェンコに連絡する。試合を抜け、ジェンコが図書館に駆けつけるが、2人はゴーストに気付かれ、構内を逃走する。カーチェイスの最中、ジェンコはアメフトを続ける為に大学に残る決意を告げる。2人が試合会場に乱入し、ゴースト達は騒動に乗じて逃亡する。

潜入捜査の中止と共に、シュミットはジェンコと決別して公園パトロールに戻り、ジェンコは大学生活を続ける。程なくして、公園で再会した2人は、ゴーストが元締めの父親で、真犯人は別にいると意見が一致する。ジェンコは、春休みにワイファイがメキシコに運ばれるという噂を聞きつけ、2人はもう一度だけコンビを組み事にし、メキシコへ向かう。

春休みで賑わうメキシコのビーチに訪れた2人は、元締めがメルセデスだと知り、アジトに乗り込む。ディクソンと部下達も駆けつけ、銃撃戦となるが、そこに偶然居合わせたマヤに気を取られたディクソンが、メルセデスにより人質に取られる。シュミットがメルセデスを、ジェンコがワイファイを持ち去ったゴーストを追う。シュミットはメルセデスとの格闘の末、窮地に陥るが、マヤがメルセデスを撃退し、救われる。シュミットはジェンコと落ち合い、ヘリで逃走したゴーストを一緒に追いかけ、手榴弾でヘリを爆破する。2人は互いに最高の相棒だと改めて認識する。事件解決を喜んだのも束の間、2人はディクソンから医科大学への潜入捜査を命じられる。その後、23、24、25~と、ジャンプストリート署での2人の快進撃は続いていく。


前作のヒットを受け、続編作っちゃいました感が漂う2作目。前作に比べると、よりコメディ要素とパロディ要素が高まり、やや遊び過ぎな印象を受けるし、その分、脚本も面白みに欠ける。前作はシュミットが非モテジェンコがおバカという、それぞれのコンプレックスを克服する過程が面白かったのだが、シュミットが普通に女とセックスしちゃってる時点でなんだか萎える。せっかくだから、おバカならおバカなりに、展開にもう少し起伏が欲しかったな。EDのおふざけ具合を見ると、続編はもう作らないって意思表示なのかな。

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