チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

隣に新たに誰かが入居するかも知れないししないかも知れないが私は覗き窓から傍観するしかない。

昨日の昼下がり、何やら部屋の前の通路が喧しかったので、覗き窓からそっと確認すると、業者が客に隣室を見学させている様だった。同行者が複数いたので騒々しかったワケだが、どういう了見なのかは見ている限りでは分からなかった。ひょっとしたら久しぶりの入居者になるかも知れないが、新生活を始めるにはやや遅い様な気がしなくも無い。この階には長らく私と隣人Xしか住んでおらず、それなりに静かだったのだが、昨日の騒々しさから察するに、平穏もいよいよ終わるのかも知れない。逆に隣室に誰もいなければ、こちらとしても気兼ねする必要が無いし、出入りの際に顔を突き合わせるリスクも無いので、誰も入居しなければ良いのになぁと願ってみたりする。とは言え、空き部屋が多いと、アパート全体で採算が取れず、管理運営を放棄され兼ねない。実際、このアパートは一度そういう憂き目に遭っており、私も追い出されかねなかった。まぁ、なるようにしかならないので、気を揉んでも仕方ない。それはさておき、そんなクソ狭い自室で、運動不足の解消がてら、護身術の真似事をしていたら、またしても傍にあった扇風機にぶつかって倒してしまい、カバーのひび割れが進行した。幸い、動作に支障は無かったが、もう一度同じ事が起きると、おそらく何らかの不都合が生じるだろう。今、扇風機を失ったら、間違いなく夏を乗り切れない。間抜けだよなぁ。