チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

蟲対策セヨ。

夏になると悩まされるのが虫。虫。虫。蟲!虫がイヤすぐる。種類の如何を問わずイヤなモノはイヤなのです。やめてー!誰かー!男のヒト呼んでー!昔住んでいた街は夏なんか亜熱帯を思わせる暑さで、虫の湧き方がハンパなかった。とくに恐れていたのがGだ。会社から帰宅して部屋の電気を付けると、デデーンと黒々した物体Gさんこんぬつはのあの絶望感。残業でヘトヘトになって空腹感もMAXな状態だってのに、暑さと恐怖で汗だくになりながらGと戦闘開始ですよ、もう。出社直前に出現するケースも絶望パターンだよねぇ。時間がないからとりあえず見なかったことにすると、一日ずっと気が気じゃないもの。G駆逐用の新商品が出るたびに試してはみたが、やはりボロアパートじゃ効果なんかたかが知れてるワケで。あるときからは全部掃除機で吸ってた。ハハッ!しかし死線を彷徨ったそんな日々も今となっては遠い思い出。今の街に移り住んでみてナニが一番嬉しいかって、もうGと遭遇せずに済むだろうということ。ホント、コレに尽きる。Gに限らず部屋に湧く虫自体も少なくて、この点に関してだけは不幸中の幸いかな。この部屋の平和を乱す輩といえば、主にコバエの類だけである。蒸し暑い折にチョロチョロと鬱陶しいので、こんなモノを導入してみた。

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コバエがホイホイ」ちょいとお高いけども効くのかしら。

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鼻を近づけるとそれなりに臭いね。折角だから一面真っ黒になるくらい取れて欲しいなっと。

 

昨日はサム・ライミ監督作「オズ はじまりの戦い」を鑑賞。これぞディズニーな世界観の一級品ファンタジー作品。童話「オズの魔法使い」の前日譚としてなかなか評価の高い本作だが、正直僕の様な捻くれモノの乞食のおっさんには敷居が高すぎるね。どこまでも優等生的なお話で少しばかり退屈してしまった。売りの映像の方は、劇場で3Dで観れば相当迫力があるだろうことは容易に想像が付くけども、ほとんどCGで描かれたピカピカなセカイの中を、登場人物だけが実写ってのは2Dだと逆にキツイ。どこまで作りこんでも「アリス・イン・ワンダーランド」と同一線上にしか位置づけられない。それでも観たかったのはレイチェル・ワイズの悪の魔女っぷりがサマになってたから。ふつくしい。一方でミラ・キュニスの特殊メイクは酷すぎて笑えた。あとの見どころは陶器でできた女の子の仕草と声のかわいさくらい。こういう作品が楽しめるような純粋なココロってもう取り戻せないんだろうなぁ。残念至極。

追記:メイキングを観たら好意的に解釈できる点がいくつもあった。あえて絵本の様な作り物感を漂わせたり、旧きよきハリウッド作品の様な質感を醸しだしたりと、画作りには無茶苦茶こだわっているのが分かった。ほうほう。