チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

出会いも別れもなく。

今くらいの時期、世間様では丁度、出会いと別れのシーズンなのだろうが、おっさんの様な生活をしているとそんな機会に与るコトもなく。ただ一点、こちらの地域で平日夕方の顔となっている、NHK登坂淳一アナ(通称:麿)が大阪へ異動となるらしく、なんとも寂しい限り。代わりに東京から佐藤龍文アナが来るそうで、おっさんと同世代の彼が新しい顔となり活躍するコトを期待したい。テレビっ子的に新クールのドラマが気になるところなのだが、毎週定時に拘束されるのが億劫になってきたのと、忘れっぽくなってきたのとで、観ても1,2本かしら。

日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』 | TBSテレビ

花咲舞が黙ってない|日本テレビ

共に、あの「半沢直樹」シリーズの池井戸潤原作によるドラマで、そこそこ期待できるかなと。レコーダーがあればもっと柔軟に観る番組選べるんだがなぁ。おっと、分不相応な妄言は控えんと。前クールは結局「医龍4」しか観なかったのだが、なかなか苦戦した様でさもありなん。

「医龍4」最終回は12・7% 平均・最高でもシリーズ最低に - ライブドアニュース

端的に言ってマンネリなんだよね。設定だけ変えて同じコト繰り返してるからそりゃ飽きる。坂口憲二の半裸シーンや、阿部サダヲのお立ちだ~いに代表される、ネタの数々を散りばめてなんとか走り抜けた感じ。キャスト陣は豪華なのに役不足感がハンパないワケで。

 

読了記

クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書)

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クラウド」ってのはここ数年で台頭してきた概念だと思うのだが、「AI」は割りと昔から見聞きする手垢の付いた言葉という印象だったので、このタイトルには正直???だった。思うにドラクエⅣのAI戦闘辺りが一番馴染み深く、時期的には20年以上前になる。本書によればAI技術のアプローチは3つあり、すなわち、1.ルールベースの古典的なAI、2.統計・確立的な手法を駆使したAI、3.ニューラルネットワーク、だと。 1はルールを積み上げてガチガチに構築するタイプのAIで、初期AIシステムが志向した技術ながらも、近年では2にお株を奪われている。2はグーグルのセマンティック検索に代表されるタイプのAIで、本書の内容の大半はこれに割かれている。膨大なクラウドデータを統計的手法で解析し結論を導き出す、いまもっともビジネス的にアツいAIらしい。グーグルに加え、アップルもフェイスブックも、この技術を洗練させることこそが、ウェブにおける優勝劣敗を左右すると確信している様だ。3はSF映画などでもしばしば描かれるタイプのAIで、人間の脳を機械的に再現する試みと言える。当然、完成までは程遠い技術だが、ハードウェアの革新が進み、現実味を帯びてきた。この人間の模造品が果たして擬似人格を獲得するに至るのか、実に興味深いところである。人間と機械、その将来の関係性について示唆に富んだ記述が多く、大変勉強になった。

 

映画鑑賞記

リュック・ベッソン監督作「ニキータ」("Nikita" : 1990)

同監督「レオン」の前駆的ハードボイルドアクション。前々から観ようと思っていて先延ばしにしていたので、今更ながらこの度ようやく。ちょい古めの作品ではあるが、BD故に映像はさすがにキレイ。不良少女ニキータはジャンキー仲間のゴロツキらと共と強盗に入り、その場で警官を殺してしまう。重罪にかねてからの素行の悪さも加味され、彼女には無期懲役の判決が下るも、拘置中に政府の秘密組織が接触、工作員として生きるコトを余儀なくされると。秘密工作員として養成所で特殊な訓練を施され、晴れてシャバで工作員デビューとなるも、仕事も始まらぬ内にイケメソ店員に恋してしまうワケですよ。お盛んですわ。彼と幸せな生活をエンジョイする傍ら、裏では組織に指示されるまま、ヨゴレ仕事を請け負うニキータ。ああ彼女の人生は何処へっておハナシ。アンヌ・パリローは、同じくベッソンが見出したミラ・ジョボビッチと雰囲気が被るね。んで、双方と結婚もしてるし。ムフフ。今度は「レオン」を久しぶりに観ようかしら。

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