チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

アユゥミィハマサァキィ。

今朝の冷え込みは予想されていたほどでも無かった。明日の朝の方が寒くなりそうで、いよいよ氷点下かも知れない。こうして連日、気温についてツラツラ書き留めているのだが、そもそも僕にとっては、外に着ていく服をどうするか、という事以外に、これと言って心配すべき事は無いのだった。先日、ポチった軽量アウターが届くのを待っているのだが、ソレが無いとまだ冬入りすらしていないのに、真冬用アウターを羽織るという醜態を晒さないといけない。由々しき事態である。

由々しき事態といえば、これはちょっと強引だが、ちょっと衝撃的だったニュース。

浜崎あゆみ、新曲がトップ20以下の衝撃…エイベックスとの軋轢が生んだ歌姫の転落

日刊ゲンダイ|CD売れず、ギャラ大幅減…相次ぐ浜崎あゆみの“逆風”報道

アユミハマサキが売れてない。もう全然売れてない。初動が3000枚とかどっかの即売会レベルじゃなかろうか。既発アルバムからのシングルカットで、剰え特典なしという悪条件が災いしたとされているが、J-POPシーンを牽引してきた彼女のキャリアに鑑みれば、人気が凋落したにしても俄に信じがたいセールスである。

僕はファンという程、彼女に熱を入れて来たワケでも、最近の彼女の動向についてフォローしてきたワケでもない。ただ、年代が近いせいか親近感を覚え、デビュー当時からエイベックス系全盛期に掛けて、爆発的なセールスで伸し上がっていく彼女の姿を、同世代の星的な感覚で見つめてきただけに、この凋落ぶりは正直なところ、悲しい。

どういうワケか、数年おきにアユミハマサキ熱が沸き上がる時期があり、最近だと先週がそれに当たったのだが、デビュー・アルバムからベストアルバムまで、久しぶりにどっぷり聴き込んだ。特に2006~2008年頃、人気のピークから少し外れた時期の楽曲が個人的には好きなのだが、翻ってここ数年の楽曲はどれも精彩を欠いていて、ハッキリいうとつまらない。彼女もアラホーに差し掛かり、今後の行方が気になるところなのだが、近年は楽曲よりゴシップネタでお騒がせする機会の方が多く、それが残念である。仮に引退という事になっても、これまでベストアルバムを頻発してきたから、華々しいセールスで最後を飾るというのも難しそうだ。

しかし、こうやって昔から馴染みのアーチストばかり聴いてるもんだから、最近の音楽シーンは全く分からなくなってしまったわ。チャートを見ても半分以上はどんな音楽性のアーチストなのか検討も付かないし、聴いてみたところで全く響いてこない。これが齢を取るということなのかしら。

 

映画鑑賞記

ジョン・ハリス監督作「ディセント2」("The Descent Part 2" : 2009)

前作で唯一生還した女を引き連れ、救助隊が行方不明者の捜索に乗り出す、その顛末を描くサバイバル・ホラー作品。

6人の女グループが洞窟に探検に入り、消息を絶ってから2日後。救助隊が編成され、彼女達が入ったとされる洞窟を捜索するも、未だ手がかりは見つかっていなかった。それもそのはずで、女性グループは申請したのとは別の未開の洞窟に入っていたのだった。捜索が続く中、サラはグループで唯一人、異形の凶暴な生物達が蠢く洞窟から、命からがら逃れ、森を彷徨っていたところを保護される。病院に担ぎ込まれたサラは、記憶が混濁しており、洞窟内で起きた事を覚えていなかったが、保安官のヴェインズは、サラが返り血を浴びていたことから事件性を睨み、彼女が他の5人について、何らかの事情を知っているはずだと訝る。一方その頃、サラの足取りを追っていた捜索犬が洞窟に通ずる坑道を発見し、救助隊はようやく掴んだ手がかりに色めく。ヴェインズは保安官代理のリオスと共に、サラを強引に連れ出し、3人の救助隊に合流し、洞窟奥深くへと行方不明者の捜索に向かうのだが・・・。

前作から4年経っての二作目公開。しかし、ストーリーは2日後という事で、登場人物含め、経年変化で違和感があるんじゃないかと思ったけど、普通にシームレスな感じの続編にはなっていた。というか前作から続いて登場する人物がほとんどいないのだけど。どういうワケか、前作で女グループが潜入した場所とは全く違う場所から、救助隊が捜索に向かう事になるのだけど、当然、最初は誰も洞窟内に化け物がいるなんて思いもしない。それどころか、記憶を喪っているサラが5人を殺したんじゃね的な雰囲気である。洞窟内に侵入して早々、例の視覚が退化して聴覚頼りのヌルっと白いクリーチャーが登場し、隊の面々が次々に犠牲になっていくワケだけど、そこでいよいよサラは記憶を取り戻し、人が変わったようにサバイバル能力を発揮しちゃうから不思議。洞窟内部の光景も前作を踏襲していて、見覚えある場所がまんま再現されてるし、死体がそのまま残ってたりするから、前作とセットで観るとニヤニヤできる。モヤモヤっとした鬱ENDも、この手のホラーはこんな締め方が逆に好感持てるかなと。

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