チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

やっぱりイーストウッドは凄いなと。

まず初めに、ネタバレほとんどなし宣言。

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昨日、クリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演で話題の新作「アメリカン・スナイパー」を観てきたが、その完成度の高さに只々感服してしまった次第。今回も例のごとく、事前にトレーラーを観た以外には、物語に関する事前情報をほぼ全て遮断し、この作品が実話を元にしているという事実さえ知らなかったのに、直前になって各メディアが「本作のモデルであるクリス・カイルを殺害した男に終身刑」などと報じた為、僕はイラッとした。当然メディアは伝えるべき事を伝えだだけなのだが、まさかそんなカタチで、ネタバレ同然の予備知識を仕入れてしまうとは思いもよらず、残念だった。尤も、本作を楽しむに当たって、その辺はさほど気にしないで済む様な作りになっていたので良かった。

テキサスのロデオボーイ、クリス・カイルが、相次ぐ米国を標的にしたテロを前に愛国心を衝き動かされ、SEALsに入隊。類稀なる射撃の腕を見込まれ、スナイパーとしてイラクへ派遣されると、その目覚ましい活躍ぶりが評価され、たちまち軍内外から「伝説」と称される存在となる。しかし、度重なる戦地への派遣で、殺し殺されを経験する内に、確実にカイルの心は「戦争」という狂気に蝕まれていく、というハナシである。戦争映画というと戦意高揚、もしくは反戦といったイデオロギーで色分けされがちだが、そういうのは抜きにして、観る者の心を揺さぶる傑作である事は間違いない。しかし、米国の庇護下にある日本人と、当事国の米国人では、感じる熱が全く違うんだろうな。いやはや本当に面白かった。

今後の新作。どれも良作そうで選択に悩む。恋愛映画が多め。おっさんが独りで恋愛映画ってなかなか抵抗あるのだが、どんなもんかしらん。「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」という、話題の官能作品も気になるのだが、いつも行く映画館ではR18バージョンを上映しない様で残念。

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いつもの鳩ぽっぽ定点観測。なかなか風情がある。餌付けされているからここに集まる様だが、夜中もここで過ごしているのだろうか。

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ハロワに寄った後、諸用を済ませて帰る予定だったが、モスバーガーの前を通ったら誘惑に負けてしまい、久しぶりの外食を堪能した。昔、毎週土曜の退社後には決まってモスに寄り、ぼっちのお疲れ会をしていたのを思い出す。仕事を辞めてから、モスには年に1度行くか行かないかになってしまったが、モスはどこの店に入っても落ち着くから好きなんだな。