チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

アトピっ子のおっさんがアトピックスキンのアトピックパウダー問題を鬱々と語る。

昨日、メンクリ通院のついでに再び古着屋に寄り、タンスの肥やしを売ってホクホク大作戦の第二弾を実行してきた。今回は厚手のシャツ3つにスヌードを売った。シャツは全て5年以上前の代物だったから値付けは期待していなかったのだが、総額で予想より3割以上の高値で買い取ってもらえて嬉しかった。これはホクホク成功と見做していいだろう。先週と昨日とで結構売り払ってしまったので、収納スペースが空いてスッキリした。しかしここにもいずれ新しい服が追加され、俺が生きている限り同じことが繰り返されるのだろう。冷静に考えるまでもなく、実に不毛な事をしているのだが、自分はそういう風にしか生きられないどうしようもない存在と諦めるしか無い。

本格的に冬入りし、空気が乾燥してきたのに伴い、俺のアトピックスキンのパサつき具合も半端ない状態で、部屋中至る所にアトピックパウダーが飛散している。この惨状は同じアトピっ子で無ければ、およそ想像も付かないだろう。乾燥はすなわちパウダーとの戦いでもある。俺は小学生時分からアトピーを患っているので、およそ30年程の長きに渡り、このパウダーまみれの生活を送ってきたワケだが、これで鬱にならない方がおかしいとすら思えるほど、我ながら酷い有様である。

アトピックパウダーで最も困る事の一つに、肌着にびっしりパウダーが付着する問題がある。それ故、パウダーが目立つ様な濃厚なカラーのカットソーや下着は避けねばならない。黒など以ての外である。俺は生まれてこの方、黒単体のカットソーや下着は買ったことが無い。そうかと言って薄い色だと、症状が酷い時に血が付着する怖れがあり、実に悩ましい。白色の下着も買わない様にしている。結局、肌に接する物となると、グレーやベージュ、或いはカーキとかその辺が無難という事になり、事実、下着はほとんどそういったカラーに落ち着いている。他のアトピっ子諸氏はどんな生活を送っているのだろう。

昨日、売る服を追加しようと黒のボトムの品定めをしていたら、洗濯直後で一見真新しく見える布地の隠れた部分に、パウダーがびっしり付着しているのを発見した。そもそも黒のボトムを購入した事自体が大きな過ちだったのだが、隠れた部分にこんなに付着しているとは思いもよらなかったので、30年来のパウダーとの付き合いの俺もさすがに仰け反ってしまった。こんな状態の服を売りに出すのは倫理に反するので、当然追加は取り止めた。おそらくこのまま廃棄処分となるだろう。しかし、人生とはかくも苦行なものなのか。

 

定期測定。

体重 :65.35 kg (-0.45)

BMI :20.5 (-0.2)

体脂肪率 :16.2 % (-0.6)

内臓脂肪レベル :6.5 (-0.5)

体内年齢 :実年齢-7 (-1)