チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ぼぼぼ、僕は、どどど、土用の丑に、ううう、うなぎを、たたた、食べたかったんだなぁ。

いよいよ8月になった。世間様にとっては盆休みが待ち遠しいところだろうが、底辺SNEPの俺にとっても、外をほっつき歩く際の抵抗が幾分和らぐので長期連休は歓迎したい。しかし、暑いのは難儀だ。今週はずっと気温が高止まりする様で、この辺が夏を忌み嫌う俺にとっては正念場となりそうだ。普段、朝晩は割と涼しくて快適なのだが、早朝にゴミ出しに行ったら、既にぬるま湯に浸かる様なねっとりした暑さになっていた。冬の寒さは布団ミノムシというリーサル・ウェポンで凌げるから良いが、夏の暑さは逃げ場が無いのがツラい。近隣で暑さを凌げる場所と言えば、最寄りのスーパーがそれに当たるが、さすがに長居するワケにも行かないし、満喫は遠くてたどり着くまでにバテてしまうから駄目だ。暑さでアタマがやられると、しばしば、冬と夏をワームホールで繋いで、冷房要らずの生活を実現するといった妄想に耽ってしまう。スーパーと言えば、土用の丑だったので鰻の蒲焼きがズラリと並んでいたのだが、それらを眺めているとどうにも食してみたくなる。高知産の養殖だが、手の届かない代物でも無い。ン年前に働いていた頃、一年に一度くらいは食していた様に記憶しているから、舌がその時の感覚を忘れていないのが良くないのだ。大好物という程でも無いが、パブロフの犬的な条件反射でこの様な抗いがたい衝動に駆られるのだろう。しかし、この一尾を買う金があれば、アイスを幾つ買えるだろうとか、逆コナンな発想に至ってしまい、結局諦めてしまう。鰻をハフッハフッ!とアツアツのごはんでいただきたいのう。