チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

真冬に現れた黒猫が暗示する私のお先真っ暗な人生航路の終焉に震えが止まらない。

今朝はドカ雪モードで積雪がガンガン増している。本来、こんな天候の時、私の心は晴れやかでルンルン気分なのだが、昨日、私をどん底に突き落とす報せがもたらされた。昨年末にとりあえず決着したかの様に思われた私の退居クライシスが、実はまだ片付いていない事が判明したのである。詳細は判明しておらず、今日にも担当者から連絡が来る予定なのだが、私のメンタルは完全に打ちのめされ、何も手に付かなくなってしまった。しかし、昨日はメンクリ通院の日だったので、予約をキャンセルするワケにも行かず、これから先に待ち受ける最悪の事態をあーだこーだと想像しながら、ゾンビの様にトボトボと歩いていった。出発して間もなく、雪の上に佇む一匹の黒猫と目があった。私が当地に移住して以来、真冬に猫を見かけたのはこれが初めてである。真冬に屋外で生きていけるはずが無いので、おそらくどこかの飼い猫が家を抜け出して散歩でもしていたのだろう。私はその非現実的な経験が私の今後を暗示しているのでは無いかと考えた。一昨年だったかにこんな出来事があった。自室の窓の傍に小鳥がやってきて、コツコツと窓ガラスを叩き始めた。その時は珍しい事もあるもんだと思うくらいで済ませたのだが、その後で出かけた際に、鳩に糞を引っ掛けられた。後にも先にも糞の直撃を受けたのはその時だけで、私は小鳥が何かを報せようとしていたのだと思う様にした。昨日の黒猫も、ひょっとしたら私の行く末を暗示する死兆星にも似た存在では無いだろうか。或いは私が近々にタヒるのを見越してやってきた死神かも知れない。いずれにしても、3DSポチろうかしらんなんて戯言を抜かしていられる状況で無い事だけは確かだ。どうなるんだろう、私の人生。