チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>

デイヴ・グリーン監督作「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」("Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows" : 2016)[BD]

影の存在として街の平和を守るタートルズが、異次元のエイリアンによる地球侵略の企みを阻止すべく、奮闘する様を描くSFアクション・コメディ作品。

 

タートルズ(レオ、ラファ、ドニー、マイキー)が、宿敵シュレッダーとフット軍団による大規模テロ計画を阻止し、街を救ってから一年。タートルズは手柄をヴァーンに譲った後、正体を明かす事無く、影の存在となり、街の平和を守り続けていた。

エイプリルは、TCRIの主任研究員で、天才と称されるストックマン博士が、シュレッダーの仲間だという情報を掴む。エイプリルはストックマンと接触を図ると、ハッキング装置を用いてストックマンの端末から首尾よくデータをダウンロードし、その内容からシュレッダーの脱獄計画が判明する。シュレッダーは監獄へ移送される事になり、悪党コンビのロックステディ、ビーバップと共に、刑事志望のケイシー巡査の運転する護送車に乗せられる。護送車は前後に警護車両を従え、厳戒態勢で刑務所を出発する。

エイプリルから報告を受け、地下の秘密基地に戻ったタートルズは、スプリンターからシュレッダーの脱獄を阻止する様に命じられ、ゴミ収集車を改造した武装車両タルタルーガで直ちに出動する。間もなく、フット軍団が護送車の襲撃を開始し、警護車両を爆破して全滅させる。フット軍団は護送車に跳び移ると、装甲を破壊し、ヘリでシュレッダーを吊り上げようと企てる。そこへタートルズがタルタルーガで駆け付け、妨害を試みる。護送車の中ではケイシーがシュレッダーの逃走を阻止しようとするが、悪党コンビに退けられる。タートルズはシュレッダーを網で捕縛しようとするが、その直前にストックマンが遠隔で転送装置を使用し、シュレッダーは姿を消す。

シュレッダーは意図せず、異次元のエイリアン、クランゲの要塞に転送される。クランゲはストックマンの所持する転送装置が、その昔、自らが地球に送ったアーク蓄電器の一部であり、大気圏への突入で三つに割れ、一つはニューヨークの博物館に、もう一つはブラジルの森の中に眠っている事を明かすと、それらを回収して、ストックマンに修復させる様に命じる。クランゲはその装置を使う事で次元の扉が開き、戦争兵器テクノドロームを地球に送り込んで人類を支配する目論見を明かす。シュレッダーは協力に応じる条件として、タートルズを排除する術を求める。クランゲは紫色の液体を与え、シュレッダーを地球に戻す。

エイプリルはデータのバックアップを探す為に、TCRIへの潜入を企図する。ケイシーは捜査担当の局長ヴィンセントの聴取を受け、ありのままを報告するが、荒唐無稽だと一蹴される。ケイシーは悪党コンビの行きつけのバーに向かう。シュレッダーはその前にバーに訪れ、悪巧みを計っていた悪党コンビを連行する。レオは脱獄の阻止に失敗した事をスプリンターに報告する。スプリンターは兄弟が団結していれば必ず上手くいくと励ます。ケイシーは一足遅くバーに訪れると、バーテンから二人に携帯を渡した事を聞き出し、GPS追跡機を入手する。

シュレッダーは悪党コンビを連れてTCRIビルに帰還すると、対タートルズ用に新たな兵士を作る必要性を説き、ストックマンに液体の調合を命じる。間もなく、ストックマンが調合を終えると、シュレッダーは悪党コンビに液体を投与する。液体は直ちに遺伝子に作用し、ロックステディはサイの、ビーバップはイノシシのモンスターにそれぞれ変化する。エイプリルはラボに侵入し、一部始終を目の当たりにすると、密かに液体の注射針を回収する。シュレッダーは液体を全量調合し、更にモンスター兵士を増やす様にストックマンに命じる。エイプリルは不意を突いて、液体を収めたカプセルを盗み出し、TCRIビルから脱出する。

エイプリルはシュレッダーの放ったフット軍団に追い詰められる。そこへGPSを追ってやってきたケイシーが駆け付け、ホッケー仕込みの格闘術でフット軍団を辛うじて退けるが、液体のカプセルを手放してしまう。間もなく警察が駆け付けると、エイプリル達はやむを得ずその場から逃げ出し、カプセルは警察に回収される。エイプリル達の前にタートルズが現れ、慄くケイシーを秘密基地に招く。

シュレッダーは側近のカライに液体カプセルの回収を命じると、悪党コンビを連れて二つのパーツを集めに向かう。一方、ドニーは液体を分析・調合した結果、それを改良すれば人間になれる事を知り、レオの前でそれを手に少量使用する事で、効果を証明して見せる。レオはその必要は無いと諭し、他言無用を命じる。マイキーはそれを盗み聞きすると、ラファに伝える。

夜、シュレッダー達はアメリカ自然史博物館に侵入し、展示品の宇宙ゴミを起動させる事で装置の部品を回収する。シュレッダーは悪党コンビにブラジル行きを命じる。一方、ラファは秘密の件について憤慨し、レオを責め立てる。レオは情報を管理しただけだと応じ、自分達はカメだと諭す。ラファは、人間はカメを受け容れないと主張するが、レオは心で認め合えると反論する。ラファは大切な事を一人で決めぬ様に命じるが、レオは決断を下すのはリーダーの自分だと説き、二人は反目する。その時、博物館の警報を感知する。レオはラファとマイキーに居残りを命じ、ドニーと共に博物館へ急行する。

ドニーは博物館にシュレッダー達が来た事を察知すると共に、ブラックホールを作る物質ニュートロニウムを検出し、次元の扉を開くという企みを悟る。一方、ラファとマイキーは、独断で警察本部に侵入し、液体カプセルを回収する計画を企図し、エイプリルとケイシーに相談する。エイプリルは、街を救った英雄としてセレブ生活を満喫するヴァーンに協力を求める。

エイプリルとケイシーはヴァーンの陽動で警察本部に潜入すると、ラファ、マイキーの手引を得て証拠保管庫へ向かう。そこで二人は先んじて液体カプセルを回収しに来たフット軍団と遭遇する。マイキーから連絡を受け、レオ、ドニーが駆け付け、ラファは液体カプセルをフット軍団から奪取するが、そこに警察隊が集結する。タートルズはモンスターだと罵られる。エイプリルとケイシーが割って入り、その隙にタートルズを逃走させると、ヴィンセントは二人の拘束を命じる。

レオとラファは啀み合う。マイキーは人間達に憎まれている事を改めて知り、落ち込む。レオは三人と考えが全く合わず、これではチームを続けられないとスプリンターに訴える。スプリンターは無理に合わせる必要は無く、違いがチームを強くするのだと説き、リーダーとして兄弟を理解する様にレオに諭す。ドニーは液体の行方を探り、ブラジルに向かっている事を知る。

エイプリルとケイシーはヴィンセントの取り調べを受ける。ヴィンセントはタートルズの居場所を問い質すが、エイプリル達は追う相手が間違っていると主張し、ストックマンを調べる様に促す。ヴィンセントはTCRIの監視カメラの映像にエイプリルしか映っていない事を示す。エイプリルはそれが編集されていると訴える。一方、ブラジルに赴いた悪党コンビは、マナウスのジャングルを戦車でなぎ倒して進み、石像の中に隠されていた装置の部品を発見し、回収する。

旅客機の貨物室に潜入し、ブラジルへ向かっていたタートルズは、部品が輸送機でニューヨークへ向かっている事を探知する。タートルズはすれ違いざまに輸送機に飛び移ると、フット軍団を追い出し、パーツを巡って悪党コンビと闘争する。その最中、ロックステディが見境なく機関銃を使用した事で、輸送機は大破し、川に墜落する。難を逃れたタートルズは、尚もパーツを悪党コンビから奪取すべく奮闘するが、チームワークが機能せず、失敗する。一方、ケイシーはヴィクトリアから携帯を密かに盗み出す。エイプリルはヴァーンに連絡し、協力を求める。ヴァーンはスターの立場を利用して、TCRIのラボに潜入し、監視カメラの映像を入手する。

タートルズは失意の中、いがみ合いながら帰途に就く。一方、シュレッダー達は埠頭のアジトで集まった三つの部品を組み合わせ、装置を起動させる。ヴァーンは警察本部にヴィクトリアを訪ね、映像を提供する。真実が明らかになり、エイプリル達は釈放される。その直後、ニューヨーク上空に黒雲が立ち込め、次元の扉が開き、テクノドロームのパーツが異次元から転送され始める。

タートルズは秘密基地に帰還する。要塞の周辺が人間には有毒だと判明し、ドニーは阻止できるのは自分達だけだと説く。レオはカメの姿では人間に力を借りられないと応える。ドニーは液体を一口飲めば、中身はそのまま人間になる事ができると説き、レオに液体を託す。スプリンターは四人に人間になるか否かの決断を委ねる。レオはラファに従う意向を示し、液体を手渡す。ラファは液体を廃棄する。

タートルズは意を決してヴィンセント達の元へ姿を現すと、悪を憎み、街を愛する者だという自負を説く。ヴァーンはタートルズに促され、シュレッダーを倒したのは実は彼らなのだと打ち明ける。上空で要塞のパーツが集合し、建造が始まる。タートルズは再び絆を取り戻すと、電波の発生源があるアジトにエイプリル達を向かわせる。一方、シュレッダーはストックマンの開発した特製アーマーを受け取ると、主役は自分だけだと言い放ち、ストックマンを東京へ追放し、転送装置で要塞中枢へと向かう。

タートルズはパーツを誘導する装置を探し、それを次元の向こうに送り返した後、扉を閉じる作戦に臨む。警察はタートルズを支援し、市民にその存在が察知されぬ様に計らう。一方、クランゲは地球の共同支配を求めるシュレッダーに対し、地球が自分だけのものだと主張する。シュレッダーはクランゲの裏切りに怒り、刃を向けようとした途端に凍結され、要塞内のカプセルに収蔵される。

タートルズはビルからパーツに跳び移り、要塞中枢に辿り着く。タートルズはクランゲの操る強力な戦闘ロボットに苦戦を強いられる。一方、エイプリル達はフット軍団の妨害を躱し、埠頭のアジトに侵入する。ケイシーは死闘の末に悪党コンビを制圧する。間もなく、要塞自体が兵器に変化し、地球に向けて攻撃態勢に入る。タートルズはチームワークを発揮する事で、要塞天頂部の誘導装置を回収すると共に、ロボットを破壊し、クランゲを制圧する。エイプリル達はカライを退け、扉の発生装置を破壊する。タートルズはドローンで誘導装置を異次元へ向かわせ、要塞のパーツを導く。クランゲは復讐を誓い、要塞と共に異次元に送り返され、扉は消失する。

その夜、自由の女神像の前で、警察によってしめやかにタートルズの功績が称揚される。ヴィンセントは姿の公表を勧めるが、タートルズはこれまで同様、影の存在として街を守り続けていく事を希望する。

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