チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

最新作「パッセンジャー」はジェニファー・ローレンスの魅力を堪能する為だけでも観るに値しますな。

昨日積もったドカ雪は案の定融け始めて、路面はどこもかしこも水浸しだ。車が無邪気に泥水を跳ね飛ばしていくから、徒歩移動オンリーな私としては常に気を配っていなければならない。それはさておき、昨日はジェニファー・ローレンスクリス・プラットの二人がW主演している新作「パッセンジャー」を観てきた。本国での評価が芳しく無く、そのせいか人気作がひしめき合う中で、割合小さなスクリーンが割り振られていたのが残念だった。ローレンス主演という一点で、私としては観るに値する作品だと思ったが、今回はポイントが貯まっていて無料だったから、それも後押しして観るに至った。近未来、人類は人口過密となった地球とは別にハビタブル惑星を見つけ、民間レベルの移住に成功しているという設定で、本作はその惑星に120年かけて移動する冬眠状態の5000人の乗客を乗せた巨大な宇宙船が舞台である。終始、ほぼほぼこのW主演の二人だけしか登場せず、だだっ広いとは言っても宇宙船という限られたスペースの中で、予定より90年も早く目覚めてしまった二人の、いわゆる男女の関係が上手に起承転結する様に構成されている。私はもう少しSFスリラー的な内容だと思っていたのだが、恋愛要素が強く、そういう意味ではデートムービーと言っても良い。私はデートなんかした事ないが・・・。あれやこれやと二人に難問が降りかかるワケだが、物事が都合よく進展し過ぎるのはSFだから目を瞑ろうじゃないか。そんな気持ちにさせる程、ローレンスの魅力がたっぷり詰まった作品で、美麗で印象的なシーンも多くて目と心の保養にもなり、実に満足した。さあ、次はいよいよキンコンか。楽しみだのう。

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