チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ランボー/怒りの脱出

ジョージ・P・コスマトス監督作「ランボー/怒りの脱出」("Rambo: First Blood Part II" : 1985)[BD]

特赦と引き換えに軍務に復帰したランボーが、ベトナムの収容所に潜入し、捕虜救出の為に死闘を繰り広げる様を描くアクション・アドベンチャー作品。

 

逮捕されたランボーは、その後、採石場で強制労働を課せられながら刑に服す。一年後、トラウトマンがランボーを訪ねてやってきて、ベトナムの収容所に囚われている捕虜を調査する機密作戦への参加を、特赦と引き換えに提案する。ランボーはそれに応じると、程なくして、タイに設けられた作戦本部に赴く。

作戦の指揮を執るマードック司令官はランボーを歓迎する。マードックは自らもかつて海兵隊を指揮した際に、多くの部下を失った事を明かし、復員兵の心情を慮ると、ランボーが収容所に潜入して写真を撮る事で、捕虜生存の証拠を得た後、トラウトマンが指揮する部隊を投入して、捕虜を救出するという計画の概要を示す。マードックは敵との交戦を許可せず、ランボーは捕虜を発見しても救出できない事に不満を露わにする。

その夜、ランボーは装備を整えると、トラウトマンにマードックの指揮の話が嘘だと指摘し、小型機に乗ってベトナムへと出発する。司令基地は最新鋭のモニター装置でランボーの潜入から脱出までの36時間を支援する態勢に入る。マードックはトラウトマンに対し、捕虜発見は無理であり、戦争の尻拭い役として努力したというジェスチャーに過ぎないと説く。

小型機は予定空域に達する。ランボーは飛び降りる際にトラブルに見舞われ、目的地から外れた場所に降下する。マードックランボーが死んだと考え、作戦の中止を検討するが、トラウトマンはそれを批判する。ランボーは目的地の遺跡で地上連絡員の女コーと接触する。コーは陸路が危険だと説き、雇った船が待つ密輸業者の拠点にランボーを案内する。

ランボー達を乗せた業者の船は川を遡上し、収容所の方角を目指す。コーに任務に就いた理由を問われたランボーは、ベトナム帰還兵を別の戦争が待っており、非難の矛先が向けられ続けてきた事を明かす。コーはかつて情報活動をしていた父が殺され、後を継いだ事を明かすと、米国で静かに暮らす事を希望する。ランボーは自らを捨て石と称し、その目的が生き残る事だと説く。一方、ランボーから潜入の連絡が来ない事から、トラウトマンは救出に向かう意向を示すが、マードックは生存の証拠が無いと退ける。

ランボーとコーは船を川辺に待たせ、ジャングルに覆われた収容所に接近し、厳戒態勢の敷かれた内部の様子を探る。日が暮れる頃、ランボーマードックの命令を無視し、ナイフと弓矢を携えて単独で捕虜の救出に向かう。ランボーは警備兵に察知されぬ様に収容所内に侵入し、劣悪な環境の檻の中に囚われた複数の捕虜達を確認する。ランボーはその傍に磔にされた一人の捕虜を発見すると、その男を救出する。ランボーと男はコーと合流すると、兵士を退けながら逃走する。

明け方、兵士の死体が発見され、ランボー達の存在が発覚する。救出予定時刻が一時間後に迫り、トラウトマンを乗せたヘリが基地を出発する。所長タイ率いる収容所の兵士達はランボーの捜索を開始する。ランボー達は船に乗ってジャングルを離れるが、密輸業者はタイに買収されており、ランボー達を拘束しようとする。ランボーは不意を突いて業者の船員達を退けると、コーと捕虜の男を船から逃す。そこへベトナム軍の哨戒艇が接近し、船を銃撃する。ランボーは船内に備えてあったソ連製のロケットランチャーで哨戒艇を撃破し、船から脱出する。

ランボーはコーと別れると、捕虜の男と共にヘリの救出を待つべく、山頂を目指す。タイ率いる部隊はランボー達を執拗に追跡し、殺害を図る。そこへトラウトマンを乗せたヘリが飛来し、ランボー達を援護する。ヘリはランボーが捕虜を連れている事を基地に報せるが、マードックは作戦を中止して、直ちに引き上げる様に命じる。トラウトマンはそれに反発するが、マードックの部下はトラウトマンを銃で脅し、ヘリを帰投させる。置き去りにされたランボー達は、兵士達に捕らえられ、収容所へ連行される。

基地に戻ったトラウトマンは、収容所が無人のはずで、ランボーがそれを証明する事で議会を納得させ、もしランボーが捕虜になればその存在を抹殺するつもりだったという、マードックの思惑を喝破する。マードックは勝手な行動を取ったランボーの責任だと反論する。トラウトマンは祖国の為に戦った捕虜達を見捨てる事を非難する。マードックは身代金が敵の懐を肥やすだけで、復讐は戦争に繋がるだけだと説き伏せる。

程なく、収容所にポドフスキー中佐率いるソ連軍の部隊が到着する。ポドフスキーはランボーを利用すべく、逮捕された事を基地に連絡する様に強要する、ランボーはそれを拒む。ポドフスキーは部下に命じて、ランボーを電気拷問に処す。一方、コーは出入りの売春婦を装って収容所に侵入し、ランボーの救出を企てる。

ポドフスキーは、先に傍受したヘリとマードックとの無線のやり取りを伝え、ランボーが見捨てられたのだと諭す事で懐柔を図る。ランボーは尚も要求を拒む。痺れを切らしたマードックは、捕虜の男を連行させると、その目をナイフで抉り取ろうとする。ランボーはやむを得ず要求に応じ、基地に無線で交信する。その時、ランボーはコーが小屋のすぐ傍まで侵入している事に気付く。ランボーは白々しい態度を示すマードックに、命をもらいに行くと告げると、兵士を退けて小屋から脱出し、武器を奪ってコーと共に逃走する。

ランボー達はソ連ベトナム両部隊の捜索を掻い潜り、逃走を続ける。夜が明けると、ランボー達は川辺で休息を取る。コーは収容所で回収した弓矢をランボーに返す。ランボーは救われた事への恩義と共に、米国に帰る意向を示す。コーは自分を連れて行って欲しいと請うと、キスをし、ランボーは快諾する。ところが、出発しようした矢先に、コーは敵の銃撃を受け、ランボーに看取られながら死ぬ。一方、トラウトマンはランボーの救出に向かう意向を示す。マードックはトラウトマンに作戦から降りる様に命じると、部下にトラウトマンの逮捕を指示する。

ランボーはコーを埋葬した後、ジャングルを縦横無尽に駆け巡り、弓とナイフで敵を一人ずつ血祭りに上げていく。次にランボーは、村落に隣接した畑に敵の部隊を誘き寄せると、仕掛けた爆薬で火の海に包み込んで一網打尽にし、更に爆薬の矢を放って、敵の車両を次々に爆破する。その後、ランボーは追ってきたタイを爆殺する。そこへ攻撃ヘリが飛来し、爆弾を投下する。ランボーはこれを辛うじて逃れると、降下したヘリに飛び乗って強奪する。

ランボーはヘリで収容所を爆撃し、機銃掃射でポドフスキーを含む兵士達を皆殺しにすると、檻の中の捕虜を解放し、ヘリに乗せて飛び立つ。間もなく、新たにソ連軍の攻撃ヘリが現れ、ランボーヘリを猛撃する。捕虜が機銃でこれに応戦するが、ランボー達のヘリは機体を損傷し、制御を失う。ランボーは不時着した様に見せかける事で、敵のヘリを傍まで誘き寄せた後、ロケットランチャーで撃破する。

ランボーヘリを司令基地に帰還させる。本部の兵士達が捕虜達を出迎える中、ランボーは機関銃を持ち出し、怒りに任せて本部内のモニター装置を破壊し、マードックの元へ向かう。マードックは自らもまた命令を受け取る側でしかないと弁解する。ランボーマードックにナイフを突きつけ、いまだ大勢残っている捕虜達を全員救出する様に命じ、その場を後にする。トラウトマンはランボーに自由の身だと説き、自分の元へ戻ってくる様に促すと、間違った戦争でも国を憎んではならないと諭す。ランボーは自らの望みが、戦いに身を投じた捕虜達と同様に、国への想いが報われる事だと説くと、今後については日々を生きるとだけ言い残して、基地を去る。

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