チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

「ジョン・ウィック:チャプター2」でスタイリッシュ・ガンアクションの極限に達した気がするがこれを上回る続編が果たして作れるのか。

七月上旬なのに暑すぎる。連続の30度超えで体力がガリガリ削られていく。今日も30度超えらしい。窓を開けても木々に阻まれて風はちっとも入ってこないから、室温も30度近くまで上昇する。昼の日照りの熱量が時間差で建物内に浸透してくるから、室温は夜の方が寧ろ高かったりする。やはり今夏は予報通り、猛暑で推移するのだろうか。豪雨被害に比べれば全く甘ちゃんな辛みでしか無いが、それでも暑い暑いと喚かずにはいられない。今夏はコバエがまだ繁殖していないのが唯一の救いだが、生ゴミが腐敗したら一気に繁殖が始まりそうで戦々恐々としている。こんなクソ暑い中、昨日は「ジョン・ウィック:チャプター2」を観てきた。言わずと知れた、キアヌ・リーブスの主演最新作であり、成功を収めた前作の続編である。前作は亡き妻の遺した子犬と、愛車を奪われ、復讐に乗り出す凄腕の殺し屋という、一風変わったプロットと、スタイリッシュなガンアクションが魅力的で面白かった。前作は続編を意識していなかったのか、最後は良い按配で幕切れしていたのだが、今作はそこに取ってつけた様な後設定が付与されており、ジョンが再び戦いに駆り出される動機が強引という印象は拭えなかった。それを補う様にアクションはよりハードかつバイオレンスな内容に進化し、こちらまで体が痛めつけられている様な錯覚を覚えた。マトリックス以来のキアヌ・リーブスローレンス・フィッシュバーンとの共演が話題になったが、フィッシュバーンは後半まで登場せず、出演時間自体も少なめで拍子抜けした。今回は続編を意識した幕切れだったので、次回作ではもう少しフィッシュバーンの見どころがあるのかも知れない。アクション的に今作でもうほとんどやり尽くしてしまった感があるが、これを更に上回る様な演出が捻り出せるものだろうか。とまれ、作品には概ね満足したが、シネコンの中でも小さなスクリーンが当てられたのは不満だった。

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