今日は都心部の皮膚科へ出かけたついでに、シネコンで『ジョン・ウィック:パラベラム』を観てきた。言わずと知れたキアヌ・リーブス主演の大ヒットシリーズ第3作目であり、それなりに期待はしていたのだが、巷で絶賛されている割には、私としてはストーリー展開が強引すぎる嫌いを感じずにはいられなかった。その一方で目玉のアクションに関してはやはり前作を上回るド派手な演出が満載で、その点では大いに楽しめた。犬と馬がハンパない。ただ、カウンターパートとして登場する妙ちくりんな片言の日本語を喋るアジア系風の暗殺者には苦笑させられた。あれは日本市場を意識しての配役なのだろうか。あの俳優よりは普通に真田広之あたりを出してくれても良かったと思うのだが、ある程度は武術に長けていないと無理なのかも知れない。今作で一応の区切りが付くと思っていたら、どうやらまだ続くようだ。wikiを見たら再来年に公開予定らしい。ストーリーはともかく、今作以上のアクションとなると相当ハードルは高いだろう。それにしても、キアヌ・リーブスはマトリックスの続編といい、ビルとテッドの大冒険の続編といい、絶好調過ぎるな。あれで55才というのが信じられない。