チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

「スターウォーズ/最後のジェダイ」に大満足したが故にこの続きを観られるのが二年後なのはツラすぎる。

昨日は今年最後の楽しみとも言える映画「スターウォーズ/最後のジェダイ」をシネコンで観てきた。なぜかIMAX 3D版の上映は来週から始まるらしく、リピート狙いのあざといやり方だなぁと思いながらもIMAX 2D版を選んだ。今作は「誰も観た事が無いスターウォーズ」という触れ込みで、前作が旧作の焼き直しだなんだと一部で揶揄された事に応えたのかは知る由もないが、新作なのだから誰も観た事が無いに決まっとるわなと、愚にもつかないツッコミを入れたくなる気持ちを抑えて鑑賞した。結論としては全く予想だにしない展開の連続で前作を凌駕する面白さだった。先入観がこれでもかというほど打ち砕かれるのが痛快だ。デイジー・リドリーとアダム・ドライバーはますます演技に磨きがかかっていて素晴らしい。巷では本作の評価が分かれているらしいのだが、それが不思議でならない。しかし、この続きを観られるのが二年後なんてツラすぎる。次作は再びJ・J・エイブラムスが監督を務めるらしいが、今作の監督ライアン・ジョンソンの作風の方が好みだと思った私としてはやや不安だ。それはさておき、私の隣の席に座っていた同年代くらいのおっさんが、上映中に何度もアップルウォッチと思しき腕時計をパカパカ光らせているのが不快だった。終了時刻は分かっているのに何を確認する事があるんだ?きっとドヤ顔で弄っているのだろう、と思うのは私が妬んでいるからだが、それにしても非常識じゃないかしら。そうかと思えば、真後ろの席のおっさんがビニール袋を延々とガサガサやり始めたから、腹に据えかね、大人げないとは思いながらも無言で後ろに振り返ったら、それ以後は静かになった。フォースの成せる業だろう。さすがに舌打ちまではしなかった。いろいろありながらも、総じて満足した今年最後の映画鑑賞だった。