チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

リヴォルト

ジョー・ミアーレ監督作「リヴォルト」("Revolt" : 2017)[BD]

宇宙から襲来し、地球を侵略したロボット軍団との戦闘で記憶を失った兵士の男が、戦地で出会った医師の女と共に、生き残りを懸けて軍の基地を目指す様を描くSF作品。

 

米国陸軍兵士のその男は、ケニアで謎の侵略者との戦闘中に攻撃を受けて意識を失う。男は荒れ果てた建物の檻の中で目を覚ますが、記憶を失っていて名前すら思い出せずに困惑する。男は左腕に描かれた奇妙なシンボルと、体からスパークが発せられる事に気付く。男は建物のレンガを一つ外して、荒廃した外の様子を窺うと、大声を上げて助けを求める。その時、隣の檻にいる女が黙らないと殺されると男を咎める。医者と称するその女は、そこがナイロビから200キロのナロクの警察署だと明かす。その時、外を不気味なノイズを発してロボットが通過する。女はロボットに全世界が侵略された事を明かす。男は外へ出る方法を模索し、再び助けを呼ぶ。その声を聞きつけて、ならず者の民兵のグループがやってくる。男は彼らの言葉が理解できる為に交渉しようと企てる。民兵らは米国人のその男を利用しようと考えて檻の外に出す一方で、女を犯そうとする。男は抵抗し、民兵らを追って署の外に出ると、ロボットと遭遇する。ロボットはエネルギー砲で人間を瞬時に消し飛ばすと、男の方へ接近するが、何故か襲ってこずに立ち去る。民兵を撃退すると、女はその名をナディアと明かし、男をシャツに付いたタグの切れ端からボーと呼ぶ。二人は民兵の所持していた機関銃を奪って、その警察署を後にする。

ボーは米軍基地に行けば安全だと主張するが、ナディアは基地まで数百キロの距離があり、そこら中にロボットがいる為に危険だと反論する。また、ナディアは全ての衛星が撃墜され、ペンタゴンが消滅した事を伝えるが、ボーはそれでも基地に向かう意向を示し、ナディアも同行を決める。ボーは村に放置された廃車を修理し、ナディアは水と食料を集めると、二人は村を出発する。ナディアは仏軍の軍医だった経験があり、銃の扱いに慣れている事を明かす。

程なく、二人はケニア軍の襲撃に遭って車を損傷する。ボーは説得が無理だと悟り、高度な戦闘スキルで彼らを制圧すると、左腕のシンボルを知る男から、それが国境付近にあるレーダー基地にある衛星アンテナの印だと聞き出す。二人は彼らからジープを奪って、国境を目指す。道中、二人は街を通過する際にロボットと遭遇し、攻撃を受けてジープが故障する。二人はジープを捨てて逃げる。その直後、二人はロボットに追い詰められた男とその娘を見つけるが、為す術なく見殺しにする。二人は野宿を重ねる内に気脈を通じながら、荒野を歩いて国境を目指す。

二人は集落の跡地で地元の部族の仕掛けた罠にはまり、廃墟に放置された廃車に鎖で繋がれ、ロボットを誘き寄せる餌にされる。間もなく、一体のロボットが現れる。部族は一斉に攻撃を始め、犠牲を払いながらもロボットを鎖でバッテリーと繋ぐ事でショートさせて撃破する。そこへ新たに二体のロボットが現れ、部族は全滅する。ボーとナディアは拘束を解いて逃走する。

二人は川辺で致命傷を負って動けないでいる写真家の男を見つける。男は手遅れだと説き、ナディアの手当を拒むと、少年兵の取材の途中で撮ったという写真の数々を二人に見せる。男は人々を吸い上げる宇宙船に地上の送電網が乗っ取られた事を明かす。そこへロボットが接近し、二人は男を連れて傍の廃屋へ移動する。男は北西の高原を抜けたところにあるというアンテナの写真を見せ、カメラに収めてきた写真の数々を道標にして辿るよう促すと、ボーにカメラと交換に自分を殺すよう求める。ボーはそれを断る。男は迫りくるロボットに大声で呼びかけ、ボーに従うよう強要する。ナディアはやむを得ずボーに変わって男を窒息死させる。

二人はカメラの写真を頼りにして基地を目指す。ボーは断片的に記憶を取り戻し始める。やがてカメラのバッテリーが尽き、二人は途方に暮れる。その時、二人はもぬけの殻となった民家のガレージに古い車を見つける。ボーはそれを修理し、二人はその車で意気揚々と基地を目指す。間もなく、ラジオに反応があり、二人はその傍で破壊されたロボットを見つける。ボーは何か弱点があるはずだと主張する。そこへ彼方から夥しい数のロボットが襲来し、二人に攻撃を始める。二人は傍の民家に逃げ込むと、地下室に身を潜める。ロボット達は民家の前を走り去るが、その矢先に上空に宇宙船が出現し、民家ごとナディアだけを吸い上げて消える。取り残されたボーは落下した拍子に脚を負傷する。

ボーは脚を引きずりながら壊滅した米軍基地に到着し、崩落したアンテナを目の当たりにする。ボーは戦闘が継続している、そこから程近い街へ向かう。ボーは街に入って間もなく、ロボットの群れに見つかる。ロボットはボーをスキャンすると、襲わずに去っていく。ボーはその場に座り込んだまま意識を失う。程なく、ボーはロボットとの闘争を続ける有志カーラ、ジュマらのグループが立ち上げたトリアージセンターに搬送され、手当を受ける。ボーはナディアが宇宙船に連れ去られた事を伝える。ジュマは皆がそうやって連れ去られており、二度と戻ってこない事を明かす。カーラはなぜボーだけが助かったの疑義を呈す。カーラ達はボーを軍のエンジニアのロドリックに会わせる。ロドリックは切り札となるEMP爆弾をボーに見せると、ロボットで包囲された群衆の上空に現れる宇宙船の真下で爆発させる必要性を説く。その時、ロボットの大群が街に接近する報せが届く。ロドリックはボーがロボットに泳がされているのだと指摘する。記憶を取り戻したボーは、ロボットに捕らえられ、首の裏に追跡装置を埋められた事を明かすと、ロボットが生存者の元へ導かせる為にそうしたのだと悟る。カーラはボーを殺そうとするが、ボーは自分なら爆弾を仕掛けられると主張し、協力を申し出る。

ボー、ロドリック、カーラを含むグループは、EMPを運びながら街を抜け、地下通路を抜けて宇宙船が現れる発電所を目指す。その途中、一行はロボットの群れの襲撃に遭う。致命傷を負ったカーラは手榴弾で自爆し、ロボットの群れを一掃する。ボー、ロドリックを含む生き残りの四人はロボットが群衆を包囲する発電所に到着する。一方、トリアージセンターにもロボットの群れが襲来し、ジュマらが徹底抗戦する。上空に宇宙船が現れると、ボーは一体のロボットにグレネードを投げつけて破壊し、包囲を解いて群衆を逃がす。ロドリックらはEMPを運び込む途中でロボットの攻撃を受け、生き残りはロドリックだけになり、更にEMPのバッテリーが故障する。群衆はボーに倣って投石や木材でロボットと戦い始める。ボーは群衆が倒したロボットとEMPを自らの体で繋ぐ事でスパークを伝導させ、EMPを作動させる。全てのロボットは停止し、宇宙船は墜落して大破する。間もなく意識を取り戻したボーの元へロドリックとジュマが駆け付ける。ボーは生まれ育った住所を思い出し、それを口にするが、二人に名前を問われると、亡きナディアを偲んでボーと名乗る。

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