チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

生涯ぼっちが宿命の私は集団自殺のニュースを見聞きする度に羨ましく思ってしまう。

数日続いている雨天が今日にもようやく終焉を迎えそうで嬉しい。それにしても気温がありえない程に低く、終日20度に達しない程の涼しさだ。私が当地に移って早ン年が経つがこんな夏は初めてだ。それはすなわち最高気温10度台の真夏を初めて経験している事になる。これもある種の異常気象なのだろうか。昨日は終日大雨だったので完ヒキしようと決意したのだが、ツタヤのレンタル品の返却期限に気付いて、結局外出せざるを得なかった。案の定、傘を差しても足元はずぶ濡れになり、またスニーカーを部屋干しするハメとなった。鴨居に引っ掛けた百均の吊り具で干しているのだが、通る度に避けなければならないので邪魔臭い事この上ない。まったく口を開けば不平不満しか出てきやしない。ときに昨日、たまたま練炭自殺の記事を目にしたのだが、埼玉の山中の駐車場で男女三人が無事昇天を果たしたらしい。私は本件の様な自殺に限らず、興味深い事件や事故のニュースを見聞きすると、必ずその現場をグーグルマップで探して僅かでも臨場感を味わうという、実に底辺ヒキらしい習慣があるのだが、その小さな駐車場の所在地を見渡して、なんとなく三人の心情が理解できたような気がした。過日、山口県で発生した二歳児の不明事件も、現場となった住宅地をストリートマップで巡りながら存分に物思いに耽った。それにしても、件の練炭自殺は心の底から羨ましく思う。車さえあれば、ああやって人気のない場所で完遂するのも容易いのだ。しかし、コミュ障の私には一緒に自殺する同志を募るという発想は生じない。私の最期はどうしたって独りだ。それだけは間違いない。