チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20210520

昨晩、寝る前に敷布団を広げた際、裏側に不気味な染みを見つけた。何事かと思って匂いを嗅いでみたら強烈な悪臭を発しており、慌てて下に敷いているラグを触ってみるとじっとり湿っているではないか。矢も盾もたまらずラグを捲ったところ、ビニール製の床に結露で生じたと思しき水分がべっとりと広がっており、青ざめて悲鳴を上げてしまった。いつからこんな状態だったのか分からないが、一部でカビが生じ始めていたのでもう何日もそのままだったのだろう。すっかり憂鬱になってしまったが、夜中で取り得る策もなく、応急処置だけしてそのまま寝た。今日の早朝、わざわざラグだけ洗うためにコインランドリーへ出かけた。しかし、敷布団は洗濯不可だからどうすることもできず、苦肉の策として衣類スチーマーを当てることで、匂いをある程度除去することに成功した。このまま同じ寝方をすれば間違いなく元の木阿弥だから、手頃な価格の折り畳めるすのこベッドをネットでポチった。思わぬ出費だ。届くのは明後日の予定だが、これで思惑通り結露を防げるだろうか。しかし、安物とはいえ末永く愛用したかった敷布団をたった一ヶ月余りで傷物にしてしまって、やるせなさが半端ない。このボロアパートから出られない己の不甲斐なさがすべて悪い。死にたい。