チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

扇風機ONな夜。

冬は厚手の洗濯物を乾かすときくらいにしか使っていなかったが、季節はもう初夏。窓も開けられず風通しの悪い室内がいよいよじんわり暑くなってきたので、先ほど遂に涼を取るために扇風機を稼働させた。はぁ、気持ちいいのう。空気が対流するから湿度も5%程下がって一段と爽快さの増した夜である。

昨日、諸用で役所まで行ってきた。徒歩で片道3キロ程だが着いた頃には汗だくである。311の震災前の公的施設と言えば、それはもう程よく冷房の効いたオアシスみたいなもんだった。乞食の僕なんかは図書館やハロワに涼むために足繁く通っていたもんね。ところが節電やクールビズの励行が徹底されるようになり、まずはお役所さんから率先してやりましょって感じだから、どこ行っても暑いのなんの。ドア開けた途端にモワ~っと行き場のない湿気を含んだ空気を吸ってむせ返りそうになる。職員もこの環境じゃやってられんだろうなぁと、同情を通り越して恐縮してしまうくらいだ。ピークシフトとか見極めた上で、多少の冷房を入れるくらい造作も無いことだと思うんだがなぁ。暑いってだけでストレスも溜まるだろうし。膨大な書類を扱ってると湿気で痛みそうなもんだがどうなんだろう。図書館なんて図書が劣化したりカビたりしないんだろうか。・・・等と言いつつ、単に役所は市民のオアシスであって欲しいってだけの極めてセルフィッシュな独白でした。お前も早く働いてたんまり納税してから文句言えって話だよね。じぇじぇじぇ。

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昨日は映画版「任侠ヘルパー」を鑑賞。よくある連ドラの延長線上の作品かと思いきや、大きく予想を裏切ってくれた。連ドラ時の若干のほほんとした印象は払拭され、硬派で骨太な方向に舵を切っている。というより連ドラとの連続性を絶ち、単体の劇場用作品として再構築したという感じだ。キャストも主人公以外一新している。その主人公の草なぎ剛のキレッキレの演技が素晴らしい。ジャニーズってだけで観る気が失せてしまう作品が多いが、彼は本当に役者にハマってると思う。893と介護という社会が抱える問題を、バランスよく作品に落とし込めたのは、彼の実力に拠るところが大きいんじゃないかな。あとは夏帆のキャバ嬢役が意外で最初は誰か判らなかった。そしてまたまた出て来ました香川照之。ホントにどの作品にも出てくる(笑)。安田成美は久っしぶりに見たけど昔と変わらないねぇ。同じフジテレビ系の映画でも踊る~なんかよりずっと面白かったってことで。