チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ズボラーマンの喘ぎ声。

腰痛は収まる気配を見せず、のんべんだらりの生活が更に沈滞するのは必至の状況。できるだけラクな姿勢を模索するのだが、そうすると自ずと悪姿勢になるので如何ともし難い。自室にいる間はカチカチにコルセットを巻いているものの、付けないよりはマシな程度で、このまま放っておいて治るとも思えない。また通院してリハビリに励むしかないのか。こんな人生にまるで意義を見いだせないから、通院再開も躊躇いがちである。

ときに日常生活の中で、何気に一番しんどいのが、靴を履くときの一連の動作だったりする。中腰に屈む姿勢というのは、腰椎への負担が相当である事が分かる。元々、重い物を持ち上げた時に発症した椎間板症だから、中腰で痛みMAXとなるのは当然といえば当然なのだろう。おっさんが痛みにひいひい喘ぎながら靴を履く様子は、見苦しすぎて誰にも見せられない。

背筋を伸ばせば普通に歩くことくらいはできるので、昨日は月始めのハロワ参りから火曜市へと、お決まりのコースを往復した。腰が温まってくると幾分痛みがマイルドになる様で、普段からこうやって適度に運動すればいいのだが、何かしら決まった目的がないと動かないのが、ズボラーマンの性なのである。しかし、ハロワに行ったところで、廃人メンタル野郎がこのポンコツなボデーを押して働ける場所などあろうはずもなく、いくつかの求人票をPOし、新着の資料を貰い、終了。こうやって今年も無為に暮れていくに違いない。

しかしまぁ人事人事と喧しいこと。誰が何に就こうがああさいですかってなもんだ。

 

映画鑑賞記

ジョン・ムーア監督作「エネミー・ライン」("Behind Enemy Lines" : 2001)

撃墜された戦闘機から脱出した航空士が、追手に阻まれながらも敵地から離脱を図る様を描く戦争アクション作品。

1995年12月、ボスニア戦争は和平を迎え、米軍の撤退計画が始まろうとしていた。海軍大尉で航空士のバーネットは、相棒でパイロットのスタックハウスと共に、日々、戦闘機での実習訓練に励んでいたが、実戦とはほど遠いルーチンワークばかりの状況に飽き飽きし、任務への意義を見出せずにいた。バーネットは艦の上官であるレイガート司令官に退役を願い出るのだが、レイガートはバーネットを慰留し、翻意を促す。クリスマス当日、バーネットは敵地近くの偵察及び撮影飛行の任務を与えられ、スタックハウスと共にこれに臨む。飛行ルートは決まっており、安全で簡単なミッションのはずだったのだが、レーダーに不審な影を発見したバーネットらはルートを外れ、対象の撮影を試みる。しかしその直後、地対空ミサイルにより機が撃墜され、かろうじて脱出に成功するも、敵地へと降り立ってしまう。一帯にはセルビア人武装勢力が展開しており、バーネットは彼らの猛追を受けながらも、敵地からの離脱を図るのだった。

今となってはやや古めの戦争モノの作品。「もう辞めたい」と言ったばかりに、レイガートのちょっとした意地悪で、クリスマスだってのに偵察に向かわされたバーネット。そんな彼が敵地で撮影してしまったのが、セルビア人武装勢力による民間人大量虐殺の現場だったと。見られたからには生かして帰すワケにはいかぬと、武装勢力は死に物狂いでバーネットを追跡し、記録媒体を回収せんとする。上官のレイガートは当然彼を助けてやりたい。即座に救出チームを編成するのだけど、更に上官に当たる提督は、いたずらに戦闘状態に陥れば、和平が崩れてまうやろと一喝。今日救う一人の兵士と、和平が崩れた時に投入されるであろう大勢の兵士、どっちが大事なんやと、こんな具合。コテコテながらややクセのある演出に、結局米軍は最強部隊やで!みたいないかにもな結末が、まぁ普通に面白かったかなと。

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