チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

ポルターガイスト

ギル・キーナン監督作「ポルターガイスト」("Poltergeist" : 2015)[BD]

平凡な家族が引っ越した先の家で、死霊達が蠢く異世界への入り口が開かれ、数多のポルターガイスト現象に見舞われる様を描くスーパーナチュラル・ホラー作品。

 

大黒柱の父エリック、ライターの母エイミー、長女ケンドラ、長男グリフィン、次女マディソンからなるボーウェン家。エリックがリストラで失業したのに伴い、一家は郊外へ移住すべく、新興住宅地の一角に建つ格安物件の視察にやってくる。その住宅地は高圧送電塔から程近い場所にあり、居住者はまばらで、また家の傍には住宅地ができる前から立っているという巨木がある。到着早々、グリフィンは幼子のマディソンが二階の一室に備わるクローゼットに向かって話しかけているのを目にする。エリックは移住に否定的であり、またグリフィンは特にその家に嫌悪感を示すが、エイミーは手の届く家の中では最適だと説き、エリックに購入を促す。

程なく、一家はその家に移住する。一家は到着早々、木から発せられる唸り声、マディソンに割り当てられた部屋のクローゼットから生じる電磁気、地下の洗濯室の床から漏れ出す汚泥などの不可解な現象を経験する。マディソンは自室のクローゼットの中に友達がおり、彼らが今はここにいながら家に帰りたくて彷徨っている人達だと主張する。エイミーはそれが子供ならではの戯れ言だと解釈する。一方、グリフィンは屋根裏部屋を割り当てられる。エイミーはグリフィンが過度に神経質な事への心配をエリックに吐露する。また、エイミーはエリックに元野球選手の豪腕を活かし、高校の野球部でコーチ職を得る様に勧め、家計の不足分は自分が働いて埋める意向を示す。エリックはそれを拒み、エイミーに子供の世話に専念する様に求める。

その夜、グリフィンは部屋の引き戸の向こうから流れるオルゴールの音を聞く。グリフィンが引き戸を開けると、無数のピエロが落ちてくる。グリフィンはエリックにそれを報せ、恐怖を訴える。エリックは状況を確認すると、グリフィンに強くなる様に促す。皆が寝静まった後、家電や電灯が明滅を始める。グリフィンはマディソンの話し声で目を覚まし、階下のリビングへ向かうと、マディソンがテレビの画面に向かって何者かと会話しているのを目の当たりにする。グリフィンがマディソンに呼びかけると、マディソンは画面に掌を押し当て、こちらに来ると呟く。その瞬間、画面に無数の掌が映し出される。グリフィンはテレビの電源を切ろうとするが、見えない力に跳ね除けられ、その直後に警報装置が作動する。両親がリビングに駆けつけると、マディソンはこちらに来たと呟く。

翌朝、マディソンは何事も無かったかの様に振る舞う。ケンドラは眠っている間に携帯が壊れた事を知って憤慨し、それがグリフィンの仕業だと疑って詰る。エイミーはマディソンに夜中の件について尋ね、マディソンはこちらに来たのが彷徨っている人達だと明かす。その後、グリフィンは庭での作業中に骨の断片を見つける。一方、エリックはモールへ買い出しに赴くも、不甲斐ない自分の姿に苛立ち、家族に無用な不安を抱かせぬ様にと、ケンドラに新しい携帯、グリフィンにドローン、エイミーにアクセサリーを購入して帰路に就く。

グリフィンは、ボールがひとりでに動き出して、マディソンの部屋のクローゼットに引き寄せられるのと同時に、漫画本が整然と立ち並べられ、崩れ落ちるなどの現象に遭遇する。グリフィンは恐怖を訴え、両親に引っ越しを懇願する。エイミーはグリフィンを叱り飛ばすも自己嫌悪に陥り、グリフィンに心因性の問題があるのでは無いかと心配するが、家計が逼迫しており、医者に見せるのを躊躇う。同時にエイミーはエリックに無駄遣いした理由を問い質し、エリックは家族に不自由をさせたくないのだと説き、理解を求める。

その夜、エリックとエイミーはケンドラに弟妹のシッターを任せ、友人宅のパーティへ出かける。エリック達はその席で、住宅地がかつて墓地であり、開発業者が亡骸ごと他の場所へ墓地を移転させていた事を知る。程なく、住宅地は激しい嵐に見舞われる。ケンドラは、携帯が不可解な電波の影響を受け、異常な挙動を示し始めると、その原因を探るべく、誘われる様に洗濯室に向かう。ケンドラはそこで床の亀裂から溢れ出した汚泥から、死霊が現れるのを目の当たりにし、地中へ引きずり込まれそうになる。一方、雷雨に怯えるグリフィンの前に無数のピエロの人形が現れる。ピエロの一体がグリフィンに襲いかかると、グリフィンはこれを退け、逃げ出すが、天窓が割れ、巨木の枝が魔手と化して屋内に侵入し、グリフィンの後を追う。グリフィンは恐怖に蹲るマディソンを部屋に残したまま、ケンドラの元へ助けを求めに行くが、動きを封じられた末に、魔手に捕らえられ、屋外へと引きずり出される。一方、マディソンの目の前でクローゼットがひとりでに開き、電灯から遊離した光と、愛用のぬいぐるみが、マディソンをクローゼットの向こうに広がる漆黒の異世界へと誘う。クローゼットの中に立ち入ったマディソンは、死霊達に異世界へと連れ去られる。

間もなく、帰宅したエリック達は、枝に絡め取られて落下したグリフィンを救助する。そこへ取り乱したケンドラが駆け付け、マディソンがいなくなった事を伝える。エリック達は家中を探しまわるもマディソンは見つからず、途方に暮れる。その時、リビングのテレビが付き、マディソンがエイミーに呼びかける。エイミーが画面に掌を当てると、画面越しにマディソンの掌が現れ、消える。エイミーは警察に通報すべきだと主張するが、エリックは状況を説明しようが無く、逆に二人による犯罪を疑われかねない為、何が起きているか確認する必要があると説く。

翌日、エイミーはグリフィンと共に大学の超常現象学科を訪ねると、代表のパウエル博士に窮状を明かして、助けを求める。グリフィンはマディソンを置き去りにした事への悔悟の念を示し、パウエルにマディソンを取り返す様に請う。パウエルは早速、研究員のソフィー、ボイドを率いてボーウェン宅へ赴き、調査に乗り出すが、到着早々、異常な現象を目撃する。パウエルは一家の経験した一連の出来事が、ポルターガイスト現象だと推測する。

パウエル達は屋内をスキャンすると、カメラと各種センサーを設置して探索システムを構築し、マディソンからの接触に備える。ボイドは荒唐無稽な話に疑いの目を向け、失業中のエリックがポルターガイストを仕立て上げ、金儲けを企んでいるのではないかと主張する。その直後、ボイドはクローゼットでの作業中に、異世界への穴に引きずり込まれる幻覚に襲われ、認識を改める。

パウエルは別次元に連れ去られたマディソンの元へ赴き、連れ戻す必要性を説くと、エイミーにマディソンへ呼びかけさせ、反応を見る。その途端に信号に変化が現れ、マディソンがテレビを通じて呼びかけに応える。マディソンは帰る方法が分からないと訴え、周りに彼らが大勢いると明かした直後に悲鳴を上げる。それと同時にポルターガイストが生じ、一同の目の前にマディソンの影が現れる。エリックはその影を追ってマディソンの部屋に辿り着き、クローゼットに蹲っていたマディソンの姿をした死霊に突き飛ばされる。エリックは憤激してクローゼットの壁を叩き破ると、そこに異世界への入り口が開く。同時に、階下のリビングの天井に出口が開く。

パウエルは手に余ると悟り、オカルト番組の主演をも務める著名な霊能者バークに助けを求める。程なく駆け付けたバークは、クローゼットや洗濯室など、屋内の状況を把握する。パウエルはマディソンが特殊能力の持ち主の可能性を説く。バークは、マディソンが6歳という最も純粋な年頃だからこそ、彼らが接触してきたのだと説くと、墓地の亡骸は実際には他所へ移されておらず、墓石だけが移されたのだと推察し、酷い仕打ちを受けた夥しい死者達の、積もり積もった怒りが、新たな強い力ポルターガイストを生み出したのだと主張する。更にバークは、彼らにとってマディソンがあの世へ逃れる為の切り札、即ち、闇を照らして光へ導くランタンであり、連れて行かれたら二度と戻れないと説く。一家はバークに対処を一任する事を決意する。バークとパウエルはかつて夫婦だった事が判明する。

一同はそれぞれにGPSトラッカーを装着する。命綱となるロープを異世界の入り口から出口へ通すと、グリフィンの操作でカメラ付きドローンを入り口から送り込む。ドローンはロープを辿って、夥しい死霊達がひしめき合う異世界を進み、マディソンを探す。程なく、カメラにマディソンと死霊達が映し出されるも、その直後にドローンとの交信が途絶える。一同は当惑し、誰が異世界へ探しに向かうかで言い争うが、グリフィンはマディソンを一人にした自責の念に駆られ、一人で入口から異世界へ突入する。間もなく、グリフィンのGPSシグナルが消える。

グリフィンはロープから離れた場所でマディソンを発見すると、一緒に帰る様に促す。マディソンは彼らが行かせてくれないと応える。その時、死霊達が総出になってロープを引っ張り始め、入り口側の留め具が外れて引き込まれる。エイミー達が出口側のロープを引っ張った矢先に、グリフィンはマディソンの手を取って駆け出し、出口の穴を通じて異世界からの脱出を果たす。

夜が更け、一家は直ちに家から離れるべく、車に乗り込む。全てが終わったと安堵する家族に、マディソンはまだ終わっていないと伝え、自らは彼らを光の方へ連れて行かなかった事を明かす。危機がまだ続く事を察知したエリックは慌てて車を出そうとするが、その矢先に車が反転させられ、家の中に引きずり込まれる。マディソンは再びクローゼットに開いた異世界への入り口に吸い寄せられ、一家は皆でマディソンを引き留めようとする。そこへ入り口から無数の死霊達が現れ、マディソンの体を掴んで引きずり込もうとする。バークは家の前から死霊達に向かって、家族を解放し、自分達と同じ苦しみを与えぬ様に命じる。死霊達は異世界に戻っていく。

バークはそれでも終わらないと悟ると、身を挺して彼らを光の方へ導く事を決意し、パウエルの制止を振りきって、異世界への入り口に向かう。一家は崩壊する家屋から脱出し、バークは異世界へと身を投じて姿を消す。一家はパウエル達から車を借り受けると、住宅地から逃走する。その直後、家屋を突き破って光が夜空へ吹き出す。程なく、パトカーと消防車が駆け付け、対処に当たり始める。現場に留まったパウエル達は、屋内に復帰したバークのGPS信号を感知する。

後日、晴れて高校野球部のコーチ職を得たエリックと家族は、改めて新居の物色を始め、家族にうってつけの物件を見つける。しかし、家が建つ前から存在するという傍の巨木を見るやいなや、即座に逃げ出す。一方、生還したバークはパウエルをパートナーに迎えてオカルト番組を継続する。

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