昨日は久しぶりに繁華街に繰り出し、乞食らしからぬショッピングをしてきた。
まあお金もないわけだし、大したものは買っていないのだけども。
ただ生来の物欲の権化として破滅した経験があり、いまだその負の鎖を
断ち切れていない僕としては、お金を使うという行為そのものが精神的な
充足感を存分に満たしてくれるのだ。もうビンビンに。
そう診断されたわけじゃないが買い物依存症の類なのだと思う。
しかしまあ人混みの中を歩くのは気が滅入るわ。
ただでさえ人間が苦手なのに、みんな幸せそうな顔をして闊歩してるから激しく劣等感。
いや実際のところ、どうなのか知らんのだけど僕には眩しく見える。
友達同士の集い、カップル、子連れの夫婦。どれも僕とは無縁のセカイ。
僕だけ異形の存在かのような錯覚を覚えくらくらする。
そうして人疲れの果てに帰宅。大人しくネットで済ませれば良かったと後悔。
正月は引きこもるぞ。毎年同じだ。今年は映画に読書だ。
キャパを超えるほど借りてきた。もう現実には戻れないのだろう。
自分が社会復帰する様子なんて思い浮かばないからなあ。
来年どうなるか全くわからない。今は何も考えたくない。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観て1日おしまい。