現在脱ステ・脱プロの最中だが、ここへきて風邪の影響でかなり酷い状況になっている。鏡で自分の
顔を見るのは当然もう慣れっこだが、そんな僕でもこれには辟易するし心底萎える。赤の他人にすれば
正視に耐えない顔かも知れない。それでも毎日の買い出しのため、外出しないわけにも行かない。
そのため常時保湿クリームとローションを塗りたくって、ジャミラ顔のひび割れだけは抑えるという、
苦肉の策を弄してなんとかここ数日をやり過ごしている。僕は人間らしく見られているだろうか?
自意識気過剰なおっさんの馬鹿げた話と一蹴されようが、僕自身は実に真剣にこの事で毎日悩んでいる。
カラダだってそうだ。特に悩ましいのが陰部だ。膝下からボロボロ落ちる粉屑も泣きたくなる一因。
靴下を脱げば粉まみれ。不幸自慢でも悲劇ぶるわけでもないが、死ぬその瞬間までこのアトピーを
意識せねばならんのだろうか?そう考えると生きてる意味なんて丸で皆無に思える。しかも乞食だ。
そんな暗鬱な気分で昨日は「死霊のはらわた」を観た。30年以上前の映画だ。今だからこそ
言えるのだが、もうチープで支離滅裂で逆に笑っちゃうような展開なんだが、あの毳々しくも
おどろおどろしい特殊メイクは本物なだけあって、現代のCG全盛な折に造られたゾンビなんかより
良い味出してるよなぁと思ったり。近々リメイク作が公開されるようだけど、果たしてどうなるやら。