チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

暖気、さらばアウター。

さあ出すぞ、クリーニングに。ようやくようやく暖かくなってきたからな。とは言うものの、部屋では

まだ普通に暖房を使っているし、ユニクロのフリースも欠かせないんだが。とにかく気温の変化が

激しくてかなわんよ。体調もイマイチだし外に出るのがダルい。ウチの周辺でジョギングしている人達を

見習いたいんだがなぁ。何が彼らを駆り立てるんだろう。そのモチベーションの源泉について知りたい。

何かを始める際にカタチから入る僕は、ジョギングにしてもまずウェアからシューズまで一式そこそこの

モノを揃えないとスタート地点に立つ気にすらならない。自分でもどうしてこんなハードルを設けて

しまうのか分からないが、とにかくそういう性分なのだから仕方ない。中途半端に完璧主義なのだろう。

故にALL or NOTHING。僕の人生、一事が万事、こんな感じだ。実にくだらない。最初の一歩が踏み

出せない。そういえば今月はまだハロワに行ってなかったな。自転車でもあればなぁ、ちょっとした

外出くらい億劫では無くなるんだろうが、これまたカタチから入ってしまうんだよな。自転車では事故で

二度ほど死にかけたから尚更。まぁ、二度も死ぬチャンスがあったってことだけどな。チッ!

 

昨日は図書館で借りてきていたNスペ「ヨーロッパ・ピクニック計画 こうしてベルリンの壁は崩壊した」

を鑑賞。ベルリンの壁が崩壊する直然の東西ドイツの動向、それに睨みをきかせるソ連、そしてキー

プレイヤーのハンガリーの暗躍と奮闘ぶりを追ったドキュメンタリー。ベルリンの壁崩壊については

漠然とした知識しか持ち合わせていなかったが、ハンガリーを舞台にこれほどドラマチックな一大

プロジェクトが計画され、実行に移されていたとは知らなかった。もちろんここに描かれている様な

綺麗事だけがコトの実相では無いのかもしれない。東西ドイツ統一後も決して道のりは平坦では

なかったし、ソ連が崩壊したことで東ヨーロッパ一帯に不安定さは残った。しかし、西側への脱出を

夢見てハンガリーの国境に押し寄せる大勢の東ドイツ市民の後ろ姿に、歴史の変わるまさにその瞬間を

見た思いだった。

 

こんなコトを書いている最中に円安進行で100円突破のニュース速報が出た。素直に喜んでいいのか

わからんのだよなぁ。識者によって言ってること全く違うしさ。今もあるエコノミストの本を読んでいる

ところなんだけどね。「これこれがこうだからこうなんだ!」って言い切れる程の知性とか教養が

欲しいよ。今更な話なんだけどさ。はぁ・・・。