チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

狂奔の駆け込み。

4月下旬並の暖かさですって。雪融けがガンガン進んで、来週中には綺麗さっぱり無くなってしまいそうな勢い。今季コケカウント確定までもう少し。気を引き締めてゼロコケで行こうヨシッ!さて、増税まで残すところあと4日となり、世間様ではやや狂乱じみた買い貯め祭りが始まっている様で随分喧しい。この土日が最後の週末となるだけに、店側も客側もてんやわんやですわ!ってコトが報じられていた。それがどこまで実態を反映しているかは知る由もないが、日用品やら食料品やらをカート一杯これでもかというほど買い込んでは、家中の空きスペースにギュウギュウに詰め込んでおくらしい。これが駆け込み需要ってヤツか。しかしなんだろう、この得も言われぬモヤモヤ感は・・・。その労力やリソースを3%の上昇分と秤にかけてみてはいかがだろうかと。思うに庶民ベースの場合、増税ってのは日々の種々雑多な買い物で、累積的にジワジワ効いてくるワケで、あんな日用品の買い漁りなんてたかが知れとるんじゃい。特売の日を狙い撃ちした方がコスパいいだろJK。ハッ?天に唾する様なコトを言ってしまった!おっさんの部屋には買い置きするスペースなんぞないから羨ましくてつい。増税前に購入するならやっぱり日用品なんかじゃなく高級品ですわよ、奥様。

 

映画鑑賞記

マット・リーヴス監督作「モールス」("Let Me In" : 2010)

ぼっちの少年とヴァンパイアの少女が出会い、心を通わせていく様子を描く、ロマンティックホラー作品。スウェーデンの原作映画をハリウッドリメイクしたそうで、なるほどその理由が分かる独創的な脚本。痩せぎすで根暗な少年オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、シングルマザーの母とアパートでひっそり暮らす一人っ子。学校に行けば悪ガキ共に執拗にいじめられいじける毎日。そんな彼の隣の部屋に、アビー(クロエ・グレース・モレッツ)という少女がおっさんと共に越してくる。オーウェンは、みるからに謎に満ちた彼女に自分と似た孤独を感じ、次第に仲を深めていく、と。壁越しにモールス信号でやりとりなんかしてね。なんとまぁ微笑ましい。しかし彼女の正体は・・・ヴァンパイアだったのです。それと知らずに、オーウェン少年、あな恐ろしや。「12歳、ずっと12歳のままなの。」「私、女の子じゃないよ。それでも友達でいてくれる?」とか台詞をアビーが言うワケですよ。実に切ないですなぁ。彼女が越してきた意味は?一緒に暮らすおっさんは何者?それらの謎を知ってしまった時、オーウェンとアビーの関係や如何に?二人の今後を想像すると、怖ろしくてたまりませんな。本作のヴァンパイアは、これみよがしに姿形が露わになることはないのだけど、その性質はオーソドックスな感じ。しかし日光に曝されただけであんなに激しく発火するもんかねぇ(笑)いやぁおもろかった。

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