チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

おっさんの小ささ極まる。

隣人が咳やらくしゃみやらの、それはもう激しい発作に見舞われている。原因は知る由もないが、おそらく季節的なアレルギーの類なのだろうと察せられる。これは毎年恒例のことだから今更驚くことでもないのだが、それにしても少しうるさいのが困りモノだ。このボロアパートは壁がワンパンで突き破れてしまいそうな程のショボさで、生活音がほとんど筒抜けレベルなワケで。他人様の病のことについてとやかく言うべきではないのだろうが、一方で配慮の欠片も窺えないのはいかがなものかとモヤモヤする。安定のこの我が身可愛さぶり。例えば人混みの中で咳払いをするケースを想定しよう。この際、大別すると手で口元を覆うA群と、そんなのお構いなしのB群がいるが、僕は明確にB群をシャットアウトしてしまう。そんな思慮の浅い人間とお付き合いするのは御免被りたい。そう僕は自分のことを棚に上げては、人のささいな欠点を論ってしまうなんとも器の小さい人間なのだ。ハハッ!んでなんの話だったか。あーそうそう、隣人よ静粛に。以上。

ところでここ数日、坊主にしたことについて記録していたのだが、改めてwikipediaで「丸刈り」の項目を見てみたら、自分が大きく誤解していたことに気付いた。「◯分刈り」というときの「分」は尺貫法でいうところの「分」だそうで、5分刈り=9mmとのこと。OMG!僕は単純に5mm仕上げのことだと思っていたが、これは恥ずかしいミステイク!3分刈り=6mmらしいから、今の僕の坊主アタマはそれよりも短いじゃないか。理系畑にしてこんな初歩的なことも知らなかった自分を心底恥じる。穴があったら入って窒息死したいよ。

昨日はフィリップ・ノイス監督作「ソルト」を鑑賞。ロシア側スパイとして養成されながらも、米国人として覚醒し、組織の計画阻止に乗り出すCIA女性エージェントの活躍を描くサスペンス・アクション作品。劇場で一度観た作品なのだが、オチの部分をすっかり忘れてしまっていた。ほんっと歳だよなぁ。BDには劇場公開版に加え、ディレクターズカット版と、更に別エンディング版も収録されており、新鮮な気持ちで観ることができた。観客を欺くどんでん返しが肝であり、ネタバレは厳禁。アンジェリーナ・ジョリーによるアクションスターばりの熱演ぶりを堪能できる貴重な一作。