寒気が来る。なかなか体験できない寒さを味わうことになりそうだ。現時点で心配なのは水道管の凍結くらいだが、部屋を空けるワケでもないので問題なかろう。いやはや米国は大変だなぁと思いつつ、おっさんも水抜きの手順くらい確認しておいた方が良いかもしらん。水道管を破損でもさせたらコトだしなぁ。
米大寒波の死者少なくとも9人に、経済損失は最大5200億円 | Reuters
米寒波、脱走の受刑者も出頭 交通事故などで死者多数:朝日新聞デジタル
映画鑑賞記
ジェームズ・マンゴールド監督作「ウルヴァリン: SAMURAI」(The Wolverine : 2013)
X-MENシリーズのスピンオフ、ウルヴァリンシリーズの二作目。原作は読んでいないのでマーベルに通じているワケではないが、映画の方はシリーズを最初から追ってきているし、本作は舞台が日本ということで期待はしていたのだが・・・なかなか面白かった、と言うべきかな。愛する人を失った喪失感と虚無感に苛まれ、世捨て人として山ごもりしていたローガン。その昔、長崎で救った元・日本軍将校のヤシダに請われ、渋々ながらも海を渡り東京へ。しかし、そこでローガンを待ち受けていたのは彼の不老不死の能力を狙った策謀だった、と。大体、海外発の日本を舞台にした作品ってのは往々にして、ヘンテコな日本観で占められていて、登場するヒトやモノにゲンナリさせられることが多いのだが、その辺は本作も例に漏れず。結構頑張ってるとは思うけど、やっぱり違和感を禁じ得ない。これみよがしに武装したヤクザ、忍者が登場したり、たどたどしい日本語を喋る日本人が多かったり、はたまた東京↔長崎間をあっという間に移動してしまったり。ローガンがパチ屋の店内を走りぬけ、ラブホの一室に身を隠すシーンに至ってはどんだけ~感がハンパなく、先の展開が心配になった。早い段階でローガンがウルヴァリンとしての能力を奪われ、これまでのチート並の無敵っぷりで戦えなくなったことで、戦闘に緊張感は出ていると思う。真田広之がウルヴァリンと刀を交える日が来るとは誰が予想できようか(笑)。見せ場たっぷりで日本人としてはまぁ嬉しいところですな。後半は超展開の畳み掛けで、ハリウッド大作らしさを取り戻して一件落着。どこか妙に味わい深さがあって、記録より記憶に残りそうな作品。賛否いろいろあっていいんや、こういうのは。