チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

あのドーザは何処に。

断続的に降雪があるため、外を出歩くと至るところで雪かきをするヒトを見かける。平日の日中ということもあり、雪かきをしているのは高齢の男性、或いは中年の女性が目立つ。おそらく毎年やっておられる作業だろうから、見るからに手慣れたモノだ。しかし、そうは言っても毎日の様に、雪かき中の事故が報じられるのを見聞きするワケで、高齢者が人知れず雪に埋まって亡くなっていたりするのは哀しい。同時に、そういった艱難辛苦と無縁の自分を申し訳なく思う。どの家庭も排雪には苦慮しているご様子。既に歩道は疎か、車道にまでせり出す形で堆積しているので、除排雪業者待ったなしの状態である。除雪車も通行量の少ない未明にかけて集中的に作業しているみたいなんだけどね。ときにこないだ、コマツ製のイケてる除雪ドーザが颯爽と通り過ぎて行くのを見かけた。メタリック調のアズールブルーで纏ったそのボデーに目を奪われてしまった。ネットで画像検索してみたが、終ぞ発見できず。また何処かで遭遇しないかしら。

 

映画鑑賞記

オリバー・ストーン監督作「ワールド・トレード・センター」("World Trade Center" : 2006)

9.11同時多発テロ事件で崩壊したWTC(ワールドトレードセンター)で、実際に行われた救出作業の一部始終を描いたノンフィクション作品。主演のニコラス・ケイジが救出作業を主導する、ヒロイックなストーリーかと思いきや、その逆で、彼を始めとする港湾警察のチームが、救助に入った途端にWTCが崩壊してしまうのですな。んで、大量の瓦礫の下、身動きが取れず要救助者に。深手を負った彼らは死線を彷徨いながらも、互いを鼓舞しあい、ただひたすら救助が来るのを待つ、というお話。暗闇深く救助を待つ彼ら、そして彼らの生還を信じて待つ家族のシーンが交互に繰り返される。政治色や説教臭さの様なフレーバーは無く、控えめなディザスタームービーみたいな趣きかな。

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