チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

四月馬鹿がゆく。

新年度ずら。壮大な社会実験が始まってしまったワケで、アイツの顔を思い浮かべるだけで反吐が出そうである。世紀の愚相として、末代まで恥辱に塗れんコトを願ってやまない。今日は早速、最寄りのスーパーへ値上げGメン(自称)として出動する予定である。四月馬鹿だし、もうホントになんでもいいから気の利いた嘘を聞きたい。ネット界隈に溢れる「どや?」て感じのヌルいネタは要らんから。「あなた、がんですね。余命半年です。」とか、医者に病死END宣告されるのもいいし、「貴様、アカだな。連行する!」みたいに、憲兵さんがドア蹴破ってやってくるのも良い。いや、アカではないのだけど、アンチジタミなだけで。それくらいハードで「チェックメイト」とか思わず呟かずにはおれない的な嘘ね。しかし、なぜ4月1日って嘘を付いて良い日になっているのかしら?年度の切り替えに係る変化のドサクサに紛れた微妙な嘘がややこしいわ。おっさんは日頃、嘘なんて付かんのよね。付く相手がいないからなんだけどさ。「働き口が見つかったよ!」とか、そんなライトな嘘でも言ってみたいよなぁ。はぁ・・・

 

映画鑑賞記

ウェス・アンダーソン監督作「ムーンライズ・キングダム」("Moonrise Kingdom" : 2012)

小さな島で繰り広げられる少年と少女の逃避行と、二人を追う大人たちの様子をコメディタッチで描く、ドタバタ活劇。個人的に今まであまり観たことのないタイプの作品。ボーイスカウト所属の少年サムと、お屋敷住まいの少女スージーは、文通で仲を深め、遂に駆け落ち同然の逃避を企てる。忽然と姿を消した二人を、警部やボーイスカウト隊長らが追跡すると。しかし、何分小さな島なので行き着く先なんてたかが知れているワケです。果たして幼い二人の逃避行は実を結ぶのでしょうかって感じのおハナシ。ブルース・ウィリスエドワード・ノートンビル・マーレイフランシス・マクドーマンドティルダ・スウィントンとキャストが豪華。サム役とスージー役の子が実に個性的で、大人顔負けの雰囲気を醸し出していて可笑しかった。基本的にほのぼのしてるんだけど、ピリッと刺激もあるというか、そんな味わい深い作品。サム役の子の今後に期待したい。

f:id:horohhoo:20140401115857j:plain

f:id:horohhoo:20140401115901j:plain

f:id:horohhoo:20140401115905j:plain

f:id:horohhoo:20140401115908j:plain

f:id:horohhoo:20140401115911j:plain