チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

願いましては・・・

増税から丸一ヶ月経ったのだけど、相変わらずレジで支払額が表示される度に、「ファッ!」という驚きを隠せない日々が続く。値札を見て冷静に判断すればそうならずに済むはずなのに、大きく表示されている税抜き価格の方に、どうしても目が奪われてしまう。もうアタマのそろばんがわやになってるんだわ。人生がご破産状態ってワケ。願いましては~安楽死

しかし、5%→8%は割りとすんなりイっちゃった感、というか消費者もすんなり受け入れちゃった感が漂ってるよね。各種指標なんかは想定内で推移している様だし、8%→10%への地ならしも、現政権がナニかチョンボでもしない限り、そう高いハードルではないんだろうなと。

「2060年度 債務残高は8000兆円余に」 NHKニュース

今後、こういう目眩ましをそこかしこに仕掛けてくるコトは想像に難くない。お隣の国見て嗤ってる場合じゃないよなぁ。

ときに、マックスバリュの火曜市にて、1000円お買い上げで付いてきた5%割引券システムが廃止され、嘆いていたのだけど、この4月から更新され、1500円お買い上げで100円値引券が付いてくるようになった。一人暮らしのおっさんとしては、どちらが魅力的かというのは即断しにくいところ。不器用故にあれこれ買い込んでも、結局使い切れない食材が出てきがちなんだわ。安物買いの銭失い系男子なのさ。イオン系列は頑張っていると思うし、一消費者としてありがたく思う。ただし、そうは言っても惑わされぬように、賢くあらねばと決意を新たにする、乞食のおっさんだった。

 

映画鑑賞記

フランシス・ローレンス監督作「ハンガー・ゲーム2」("The Hunger Games: Catching Fire" : 2013)

米国ではかなり大ウケしている模様のSFアドベンチャー大作、シリーズ第二作目。個人的に前作は微妙だったのだけど、このシリーズの魅力は一にも二にも主演のジェニファー・ローレンスなのだから、内容なんかこの際どうでも良かったりするワケで、期待値をやや下げての鑑賞。ちなみに前作を観ていないとまるで付いて行けない構成。

前回のハンガー・ゲームで勝利したカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は、各地区を凱旋して回る事を余儀なくされる。しかし、その行程で目にしたのは、市民の政府に対する不満が高まり一触即発、革命前夜の様相を呈した街の姿だった。市民がカットニスを革命のリーダーとして欲している事態に、強い危機感を抱いた大統領スノー(ドナルド・サザーランド)は、新たにゲームメイカーに就いたヘヴンズビーの進言を得て、記念大会と称したハンガー・ゲーム開催を急遽決定。この機に乗じて、カットニスを始末してしまおうという魂胆ですな。カットニスとピータは再びハンガー・ゲームに参加せざるを得なくなるワケで、もうかなり強引な展開(笑)。

ストーリーの大半が前フリに割かれていて、実際にハンガー・ゲームが始まるのは後半に差し掛かった頃。随分引っ張るよなぁって思うのも当然、なんとコレ続編ありきの内容だったのだ!知らなかった・・・。通りでなかなか始まらないはずだわ。若干間延びにも感じられる進行や、伏線めいたイミフ気味な演出の数々も、最後の最後で全て得心がいった。次回作は二部構成とのことで、本作はその導入部に過ぎないってコトなのね。

いやぁ、それにしてもジェニファー・ローレンスはやっぱり良い。表情の豊かさ、ダイナミックな演技、どれも素晴らしい。作品のジャンルを問わずハリウッドで一番期待できる女優だと思う。残念なコトに、枢要な役どころのフィリップ・シーモア・ホフマンが急逝してしまい、シリーズの今後を心配したのだけど、次回作はほとんど撮り終えているらしい。本シリーズが彼の遺作になるのかしら。まだお若いのに本当に残念だわ。

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