チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

Welcome to this crazy Time.

「またムショクか!」そんな怨嗟の声が聞こえてきそうな事件が起きたよね。まさに「キ印に刃物」な事案で、襲われた子達が不憫で仕方ない。AKBについては良く知らないけれど。この手の蛮行が起きる度に、ムショクに対するスティグマが強化されて行きそうで、おっさんは戦々恐々としておりますよ。ムショクというだけで、危険因子!不穏分子!犯罪者予備軍!という扱いを受けかねないからさ。後ろめたいコトなんて何一つないのにパトカー来たらドギマギするみたいな。時はまさに世紀末。

世のためヒトのためにならないなら、せめて人畜無害でありたいと願うよね。社会や他人様に不平不満、恨み辛みをぶつけるくらいなら、耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らそうってさ。せいぜいツイッターや2ちゃんでボヤくくらいだよね。「ジタミはファッショ!」とか「アベシシネ!」とかさ、それくらいは言いますよね、ニンゲンだもの。これ以上肩身の狭い思いするとか、ホントに勘弁して欲しいわ。「はよ人生終わらんかな」ってこれマジだかんな、ちくしょう。今週もなんとなく生きてみるわ。しかし、アイドル稼業ってのも命懸けなんだな・・・

 

映画鑑賞記

テリー・ギリアム監督作「未来世紀ブラジル」("Brazil" 1985)

20世紀のどこかの国を舞台に、情報統制下社会の中で、夢に翻弄される一人の男の姿を描くファンタジー?SF作品。

舞台となる架空の都市では国家により情報が厳しく統制・管理されており、情報省なる組織が大きな権力を振りかざしていた。街では何者かによる爆弾テロが頻繁に発生し、情報省は犯人探しに当たっていた。そんなストーリー設定。情報省管理局所属の職員サムは出世願望に乏しい平凡な男で、母親のコネで情報省剥奪局への昇進の話が持ちかけられるも、これを断ろうとしていた。彼には妄想癖があり、翼を広げ、空を自由に舞う、ヒーローさながらの自分が美女の救出に向かうという、非現実的な夢を連日の様に見ていた。そんな折、任務で訪れた先で、夢に登場する美女と瓜二つの女ジルと出会い、彼女の事を調べようと画策を始める。ジルは情報省の手違いで、テロに関与する者としてデータベースにリストされており、剥奪局からでなければ個人データにアクセスできない。サムはジルに近づくために昇進の話を受けるのであった。果たして彼女は何者で、サムの願望は成就するのだろうか。

って、筋書きが全然アタマに入ってこんのですよ。最後は狐につままれた様な感覚だけが残って、結局今までの話なんだったの?って。最近の分かりやすい映画に慣れ親しんでいるせいか、30年前のぶっ飛んだテイストに上手くハマれなかった。非常に通好みな作風で、こりゃ観るヒトを選ぶのだろうなぁと、まぁそんな感じ。レトロフューチャーな世界観は面白いのだけど、冒頭から大した説明もなく剥奪局とか管理局とか、さも既製のモノであるかの様に言葉が飛び交うし、サムのサイケな妄想と現実世界の乖離もイミフで、早々に置いてけぼりを食らってしまったわ。主要キャラでロバート・デ・ニーロが登場するのだけど、観終わった後、wiki見て初めて気付いたんだよね。

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