チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ガラケー男子、またもや悶々。

もう8月か。「今年の夏は暑い。」夏と言えば決まってこんな風にぼやいてみたくなるのが、世の常人の常じゃないかしらんと思うのだけど、僕が当地に住み始めてこの方ン年、今夏は一番暑いと思うのよね。これはガチ。もちろん内地がこんなもんじゃない事は、一応経験してきたから知っているつもり。でも幸か不幸か、こっちに定住する事になったからには、涼しい夏を期待してしまうワケで、はよ夏終わってくださいなって感じ。

ときに一昨日、いまだガラケー男子のおっさんは家電量販店でスマホをヲチしてきた。あうが今夏投入した新機種「TORQUE G01」(京セラ製)、「isai FL LGL24」(LG製)の実機が店頭に並んでいたから、つい長々とグリグリ弄り倒してきてしまった。両機ともフィーリングはなかなか良さげな感じで、どっちに機種変したとしても、今使ってるガラケーに比べればそれなりに満足できると思うのだけど、どうも踏み切れない。

豚に真珠、ひきこもりにスマホ、いまの生活環境を思えば無用の長物でしかないのかも知れない。そうは言っても生来の新しもの好きだし、物欲の権化だし、いい加減ガラケーをポチポチ使ってるのも人目を憚られるしで、そろそろ世間様にキャッチアップしたい。最近は大画面傾向?らしいけど、個人的にはホールド感はiPhone 5sぐらい小ぶりな方がしっくり来るのよねぇ。今秋にも発売と噂されているiPhone 6に、NFCが搭載されるとかいう観測があって、そうなるとおサイフケータイが使えるはずだから、更に魅力的な端末になりそう。でも大きくなるそうじゃない。おっさんにとって必須要素はネット、スケジューラ、決済、こんなもんで、どの機種を選択すれば幸せになれるのかなぁ。 悩ましい・・・

 

映画鑑賞記

アダム・ウィンガード監督作「V/H/S シンドローム」("V/H/S" : 2012)

5本のビデオテープの映像で構成されたファウンド・フッテージ型オムニバス・ホラー作品。

女性を襲撃するなどして、過激なポルノビデオを撮影し、業者に卸していたゴロツキの男グループは、ビデオに興味を持ったとされる人物から仕事の依頼を受ける。それはある家から一本のビデオテープを盗んできて欲しいというものだった。深夜、彼らがその家に侵入すると、屋内の一室で数台のテレビとビデオデッキ、そして男の腐乱死体を、また、地下で大量のビデオテープを発見する。捜索の傍ら、グループの一人がテープを再生し、内容の確認を始める。そこに収録されていたのは、この世の物とは思えぬ何かによる虐殺の様子や超常現象の断片的な映像だった。

ホラーとファウンド・フッテージは親和性が高い様で、まぁ低予算でコスパは良さそうだからさもありなんと思ったり。そんなワケで本作もまるっとファウンド・フッテージ。ただし試みとしては斬新な部類だと思う。ゴロツキ野郎たちが、カメラ片手に家に押し入る様子を撮影していて、屋内で発見したテープを次々に再生する様子も自撮りする。んで、視聴者は一緒になってそれを観ている様な形となるワケですな。一つ、また一つとテープを見終わる度に、男たちに何かが起こる、と。全部で5本のテープを再生し、その一つ一つが趣きの異なるプライベート映像な感じのショートフィルム。さすがに18禁なだけあってどれも際どい内容で、化け物?宇宙人?超常現象?明確な説明は当然なされず、前後の脈絡も相関関係もなく、最終的には登場する人物が無残に殺される。悪趣味といえば悪趣味だけど、VHSの画質の粗さを逆手に取り、効果的に使っていたりして、どれも本当にリアルで悍ましい。その巧みな演出が光っているなぁと。しかしホラーを観たからといって一向に涼しくはならんのう。

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