チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

惰性のループ。

台風一過で天候は回復し、気温はそれなり。風が心地よい。世間様は盆休みでルンルン気分かも知れないが、それに反比例するが如く、僕のテンションはダダ下がり。先週の風邪で、狂うに任せた生活リズムをいまだに立て直す事ができず、完全に昼夜逆転状態。今夜から気持ちを入れ換えて、正常化へと舵を切りたい。と、言葉にするのはまぁ簡単なのだが、なかなかどうしてこれが難しい。意志薄弱でありながら、一定の規範の中に生きていないので、自由意志に任せておくと、際限なく調子が狂っていくのだ。「惰性のループ」とでも表現しようか。

この日記も朝方付けていたのに、最近は晩にずれ込む始末。もっとも開始早々は深夜に付けていたのだから、それよかマシと言えばマシなのだが・・・。しかし頭痛が酷い。今日、買い物ついでにDSに寄り、ようやく熱さまシートを買ってきたので、急な発熱にも対応できそうだが・・・もうしんどいのはゴメンだ。

 

映画鑑賞記

M・ナイト・シャマラン監督作「アンブレイカブル」("Unbreakable" : 2000)

特殊な能力を持つ男と、ヒーローの存在を妄執する男。二人の人生が交錯する様子を描いたサスペンス作品。

デイヴィッド(ブルース・ウィリス)は大学のスタジアムに警備員として勤務する、ごく平凡な中年男。関係の冷め始めた妻オードリーと、やや気難しい一人息子ジョセフと一緒に暮らしていた。ある日、デイヴィッドが乗り合わせた列車が脱線事故を起こし、彼以外の乗客が全員死亡する大惨事となり、デイヴィッドは奇跡的に無傷だった生存者として大々的に報じられる。程なくして、そんな彼の元に、イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)という男から一通の手紙が届く。デイヴィッドは不審に思いながらも、コミックの収集と展示を行っているイライジャの画廊へと赴く。イライジャは極度に虚弱体質な男で、コミックに登場する様なヒーローが、現実世界に出現する事を妄信しているのだった。そしてデイヴィッドこそがまさにその存在ではないかと疑い、「今まで病気を患ったことがあるか?」「今まで怪我をしたことがあるか?」とデイヴィッドに詰め寄るのだった。

一発屋と揶揄されるシャマラン監督だから、期待値もそこそこに鑑賞してみたのだけど、トンデモ系のサスペンスだったのね。デイヴィッドはごくごく平凡な警備員のおっさんでありながら、実は傷を一切負わず、病気もしない、その上、人の心に潜む悪の部分を覗き見ることまでできる、超人的能力を持った男。一方のイライジャは、誕生の際に両手両足を骨折する程の貧弱な体質で、幼少の頃からミスター・ガラスと揶揄されてきた男。イライジャは列車の脱線事故を機に、デイヴィッドを発見し、彼こそが探して求めていたヒーローだと確信するワケですな。んで、ヒーローとして生きる様に彼に諭すと。つうかデイヴィッドはイライジャに指摘される前に自分の能力に気付けよ(笑)デイヴィッド、イライジャ、両者の過去と素性が明らかになっていき、ラストにそれなりのオチが待っているのだけど、まぁそれだけ。良くも悪くも凡作だったかなぁと。

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