チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

フライトナイト/恐怖の夜

クレイグ・ガレスピー監督作「フライトナイト/恐怖の夜」("Fright Night" : 2011)[BD]

お隣さんに引っ越してきた男がヴァンパイアである事が分かり、母と恋人を守る為に立ち上がる青年の奮闘を描くホラー作品。若干コメディアクション要素アリ。

ちょっとナード寄りな高校生チャーリー(アントン・イェルチン)は、離婚してシングルとなった母ジェーン(トニ・コレット)と共に、ロサンゼルス郊外の住宅街で暮らしている。ヲタ友のエド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)と距離を置き、イケてる友人達とつるむ様になり、超絶かわいい女子エイミー(イモージェン・プーツ)と交際中。そんな最中、チャーリーのお隣さんの空き家にジェリー(コリン・ファレル)という、どこかミステリアスでワイルドな男が引っ越してくる。実は彼は400年以上も生き続けているヴァンパイアなのだ。しかし、チャーリーはそんな事とは露知らず、母がジェリーにアプローチをかけられ、遊ばれないかとやきもきするばかり。

一方で、高校では生徒の欠席が目立ち始め、後にそれが失踪によるものだと分かる。エドは持ち前のヲタ気質を発揮し、ジェリーがヴァンパイアであると疑っており、生徒の失踪もジェリーが原因だと睨む。エドはその事をチャーリーに訴えるも、チャーリーは疎ましく思うばかりで真剣に取り合わなかった。その後、エドが失踪すると、エドの話に真実味を覚えたチャーリーは、ジェリーの留守中に彼の家に侵入。ジェリーがヴァンパイアである確証を掴む。そこで、チャーリーはヴァンパイアハンターのショーを営むピーター(デイヴィッド・テナント)に、その筋の専門家としての見地から助言を求めるも、この男がエラく軽い男で、彼はあくまでショーだと主張するばかりで取り合おうとはせず、チャーリーを追い返す。実はそれには理由があり、ピーターはショーという形で茶化すことで、ヴァンパイアと直接関わるのを避けてきたのだった。

実りなく帰宅したチャーリーは、せめてものヴァンパイア除けを家中に施すのだが、そんなチャーリに母親とエイミーは呆れる。そこへいよいよジェリーが訪ねてきて、本性を現し始める。ヴァンパイアは招かれないと家の中に入れないのだが、それならばと家ごとガスで引火させ爆発させてしまう。チャーリーらは車で逃走するも、尚も追いかけてくるジェリーを撃退し、一旦難を逃れるが、母が負傷し入院する事に。その時、ピーターから連絡があり、チャーリーとエイミーが彼の元に向かうと、そこへヴァンパイアと化したエド、そしてジェリーが現れる。チャーリーは格闘の末、エドを消滅させるが、エイミーがジェリーに誘拐され、ヴァンパイアにさせられてしまう。

エイミーを救出する為に、武装したチャーリーは、ピーターに託された聖ミカエルの杭を携え、再びジェリー宅に乗り込む。その杭でジェリーの心臓を穿けば、エイミーも元に戻るのだ。チャーリーは自らにヴァンパイアが忌避する火を纏い、決死の覚悟でジェリーにしがみつき、心臓に杭を打ち付ける。するとエイミーら、ヴァンパイア化された者達は解放される。ジェリーは日光に曝され、跡形もなく消滅し、めでたしめでたしというハナシ。しかし、エドはかわいそう。ヴァンパイア像自体はオーソドックスだが、変身した真の姿はなかなかブサイク(笑)元が3D作品だから、VFXによる演出なんかも敢えてわざとらしい派手目な表現が採用されていて、その辺がコメディチックで愉快であった。

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