チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

KENさんは日本代表。

早朝から雨模様。今日はこれから更に大雨になるらしい。こうして少しずつ秋めいていくに違いない、というかそうじゃなきゃ困る。今月は冷コーばかりがぶ飲みして出費が嵩んでしまったし、除湿機をフル稼働させたせいで電気の使用量が急増して、検針で近年におけるMAX値を叩き出してしまった。これぞ夏の憂鬱である。

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さて、昨日はまだ程々に天候も良かったので、盆WEEK明けの世間様に紛れて「トランスフォーマー/ロストエイジ」("Transformers: Age of Extinction")を観に行ってきた。トランスフォーマーシリーズを映画館で観るのは今回が初めてで、この超大作を見逃さない手は無かったし、先日のゴジラ鑑賞時に開陳した「S市IMAX最後部座席最優良説」を、再度確認する為でもあった。通常、平日の昼間といえば暇人と年配者、そして僕の様な廃人野郎が多いのだが、夏休みだけあってカップルとか女子グループとか厨房グループとか、まぁリア充率が高くて肩身が狭かった。しかし、一度映画が始まれば作品の世界に没頭してしまって、およそ3時間の長丁場を一切ダレる事なく楽しむことができた。それもこれも最後部座席だったからである。これはガチ。

ストーリーの中核を織り成すのは、オプティマスを始めとするオートボット、CIAが軍事企業とタイアップしたプロジェクトにより誕生した人造トランスフォーマー・ガルヴァトロンが再構築したディセプティコン、そしてオプティマスを執拗に付け狙うバウンティハンターのロックダウン達で、これに伝説の存在と謳われたダイナボットが加わり、三つ巴どころの騒ぎじゃない壮絶な激戦が繰り広げられる。また、謎に包まれた創造主(クリエイター)の存在も仄めかされる。主役はシャイア・ラブーフ演じるサムから、マーク・ウォールバーグ演じるケイドへと代わり、ストーリの連続性は保ちながらも設定は一新。アクションはよりパワフルになり、コミカルな雰囲気は抑えられ全体的に引き締まった感じとなった。ちなみに劇中ではサムについては一切語られなかった(と思う)。一作毎にVFXの限界を突き抜けていくマイケル・ベイ監督の手腕に関しては言うまでもない。もはやどうやって撮っているのか僕には想像すらできないが、現実にはあり得ない存在がそこにあると錯覚してしまうのだから不思議なものだ。

意外な驚きだったのが、オートボットの一人、ドリフトの声を渡辺謙さんが演じていたことだ。(もちろんオリジナル版の音声)いつもの様に予備知識ゼロで観たので、聞き覚えのある声がオートボットから発せられ、それが謙さんのモノだと確信した途端、嬉しさの余りニンマリしてしまった。EDクレジットのVOICESに、デデーンと"KEN WATANABE"が表示されているのも確認。このドリフトは、甲冑姿の侍を思わせる風貌をした二刀流の使い手というオートボットで、オプティマスの事を「先生」(ここだけ日本語で(笑))と呼び、その上、合掌ポーズまでする、まんま和テイストで一風変わった味わい深いキャラである。いやはや、ゴジラにおける芹沢博士といい、本作のドリフトといい、謙さんはハリウッドにおける日本代表ですな。

 

んで、年末に向けて大作だけでもこんなに。今年は豊作ですなぁ。

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そしていよいよ実写版「寄生獣」なワケだけど、ミギーの声は誰が演じるのかしら。染谷将太は売れっ子ですな。

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