チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20200214

今日はシネコンへ出かけ、サム・メンデス監督の新作『1917 命をかけた伝令』をIMAXで観てきた。今年のアカデミー賞でパラサイトと作品賞を争った話題の大作だが、それ以上の情報は何一つ事前に頭に入れずに鑑賞した。と言っても、邦題がほぼほぼ内容を言い表してしまっているワケだが、つまりは若い兵士が自軍の命運を分ける特命を最前線の部隊に伝えに行くある一日の物語だ。終始ワンショットで撮ったように巧みに構成されており、それが故に臨場感と緊張感に満ちた出来栄えとなっているのだが、結局実話である事から伝令が完遂されるのは予想できてしまうので、映像の迫力はさることながら、プロットにはそれほど魅力を感じなかった。パラサイトが作品賞と脚本賞を受賞したのも頷ける話だ。鑑賞後はついでに同じ施設内にある大型ペットショップに寄ってみた。ここは犬猫以外にも小動物、鳥、爬虫類なども扱っており、あれこれ見て回るだけでワクワクしてしまった。小型犬をまじまじと観察していたら、店員に「よろしければお出ししますよ」などと勧められた。初めて小型犬と触れ合えるチャンスだったが、そもそも買う気もないのにそこまでしてもらうのも心苦しいので遠慮しておいた。一度は抱いてみたいのだがなぁ。